
4月21日に発売予定のゾンビサバイバルアクション『Dead Island 2』ですが、関係者への取材で日本においてはコンソール版(PS5/ PS4/XSX|S/Xbox One)の展開がないことを確認しました。PC版については海外発売と同日にEpic Gamesストアより購入でき、日本語でのプレイが可能だということです。
開発には11年、発表から9年の時を経てようやくリリース
本作は、2011年に発売された『Dead Island』の続編にあたる作品で、2014年に発表されたものの開発会社の変更など紆余曲折を経て、9年の時を経てようやくリリースにこぎ着けました。
前作からさらにゴア表現に磨きをかけるべく、本作では「FLESHシステム」を導入しており、さらにその描写は目を背けたくなるけどもっと見たくなる……そんな表現に仕上がっています。詳細についてはぜひ先行のプレイレポートをぜひご確認ください。
なお、日本のコンソールで遊べないゴア表現が含まれたタイトルといえば、この1年以内にリリースされたものだけでも『The Callisto Protocol』やリメイク版『Dead Space』などがあげられます。(前者に至っては国内向けの発売が中止に。)
ビジネス規模の問題で日本のみコンソール版展開を避けるということであれば、パブリッシャーの判断として理解できますが、それ以外の要因で国内のコンソール版展開が阻まれているのだとすれば、(表現が青少年にとって健全な内容でなくても)日本のゲーマーや市場にとっては健全な状態だとはいえないでしょう。今回の発売見送りの判断が前述のタイトルと同様に表現によるものなのかは不明ですが、表現規制の問題を含め国内外で同じプラットフォームであれば同じ体験ができるようになることを望んでやみません。