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日本のインディー開発者noa氏が制作中のローグライク系RPG、『Elin』のKickstarterキャンペーンへの総支援額が2000万円を突破しました。
メインゴール達成は46分!?
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2006年の登場以来、カオスな世界観と圧倒的な自由度、ローグライク由来の自動生成コンテンツや、オープンワールドな進行などで現在まで愛されるフリーゲームRPG『Elona』。後には海外の開発会社へとライセンスが提供され、リメイク的な基本無料タイトルとしてモバイル向けに『Elona Mobile』がサービス実施中です。
そして今回『Elona』の続編として発表されたのが『Elin』です。開発資金を確保し、完成された状態での提供を目的として始まった本キャンペーンでしたが、目標金額だった500万円の支援はたった46分で達成。以降も支援の波は止まず遂に12時間強で支援総額は2000万円を突破しました。あまりの支援の集まり具合に開発者のnoa氏もTwitterでストレッチゴールの設定が間に合わないと嬉しい悲鳴を上げています。
既に達成済みのストレッチゴールではマルチプレイ機能の導入やカジノ等のレジャー施設の追加、Steamワークショップ対応に動力システム、季節イベントやコンテストが含まれています。支援の集まりに従って今後もストレッチゴールは随時追加されるとのことです。
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プレッジプランにはゲーム内コンテンツの製作リクエスト権も付属した上位エディションも存在し、中には50万円以上のプランも用意されていましたが、それら上位プランは既に完売となっています。なお、現時点でもオリジナルグッズパックを含んだ14,800円までのプレッジプランは受付中です。Steam版の製品キーが付属する支援は1,980円からとなります。なお、今後ゲーム内コンテンツの製作リクエスト権付きのプランの増員や、物理特典のないコースも検討中とのことです。
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アルファテスト公開は2023年後半を予定
『Elin』Kickstarterキャンペーンは2023年6月1日まで支援を受付中です。2023年後半にはSteamにて早期アクセス版アルファテストが公開予定となります。国内開発者のKickstarter成功事例としても相当大規模な結果に終わりそうな今作、キャンペーン後の展開にも注目が集まりそうです。