『ドラクエ』シリーズのプロデューサーとして知られる市村龍太郎氏が、エンターテイメントプロデュースを行う株式会社「ピンクル」を設立し、代表取締役社長に就任したことを発表しました。

エンタメ領域での幅広い企画・プロデュースを実践
2023年3月31日をもってスクウェア・エニックスを退職し、リスクな高い環境に敢えて身を置き、新たな冒険の旅へ出かけるとの意気込みを語っていた市村氏。ピンクルでは他にはない「ユニークさ」にこだわりたいと示し、コンシューマーゲームの企画・プロデュース業務をメインとしながら、アーケードやモバイルゲーム、漫画やアニメ、各種イベントといったエンタメ領域での幅広い企画・プロデュースを実践していくといいます。

また、取締役には『ダッフィー』『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』など、様々な企画でブランディングやマーケティングを務めた小倉隆史氏が就任します。なおピンクルは、『荒野行動』『第五人格』等で知られるNetEaseGamesの出資の下での設立とのことで、グローバル提携&投資部門最高責任者Simon Zhu氏は「NetEase Gamesに参画しピンクルを旗揚げした市村さんの今後の活躍が非常に楽しみです。」とコメントを残しています。

大規模タイトルとお手軽タイトルを同時進行中
今後については、大規模タイトルの開発を進行しながら、ユーザーと接する機会を多く保つべく、短いサイクルでの発売が可能なお手軽タイトルも準備していると明かしています。実績十分の市村氏が「ピン!とくる発想力で、世界を楽しく!」を理念に踏み出す新たな門出に注目です。