ハクスラアクションRPGの金字塔ともいえる『ディアブロ』シリーズ最新作、『ディアブロ IV』がいよいよ6月6日に発売となります。しかし一方で、本作の有料アイテムにおける価格設定をめぐり、コミュニティでは不満の声が上がっています。
疑問視されるコスメティックの価格設定―「F2Pタイトルではないのに」
Ok with cosmetic cash shop, but $28 for one set?!
by u/Uberkull in Diablo
いよいよ発売となる本作について、コミュニティでは本作への期待や実施されたβテストの評価で賑わっていますが、そんななかで多くの反響を呼んだのがUberkull氏によるredditでの投稿。同氏は本作のストアの画像を貼付し、スキンセットの価格が2800プラチナ(約3,000円)であることに驚きを見せており、他のユーザーからも同様に価格設定に対して不満を抱くような反応が多数上がりました。
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反応のなかでは「本作が基本プレイ無料のタイトルではなく、スタンダードエディションでも70ドル(日本では9,800円)するようなタイトルであるのに、この価格設定は高価過ぎる」といった指摘や、同じくブリザードの運営する『オーバーウォッチ2』や、ハクスラARPGの『Path of Exile』といった基本プレイ無料タイトルの名前を引き合いに出すユーザーも。
『ディアブロ IV』ではバトルパス、プレミアムバトルパスといった要素も用意されており、こちらを購入することでもコスメティックや、多少のプラチナを獲得できます。
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『イモータル』を思い出したという声…過去には法的問題も
『ディアブロ』シリーズのマネタイズに関して、記憶に新しいのは2022年に配信された『ディアブロ イモータル』でしょう。
『イモータル』は基本プレイ無料のタイトルであったものの、「キャラクターのアップグレードを完全なものにするためには1,000万円以上の課金が必要になる」という分析がなされたほか、アイテムの効果説明文に矛盾があったなど、マネタイズ面で様々な問題が発生していました。
一方の『ディアブロ IV』ではキャラクターの強化に関しては課金が絡まないことが名言されています。
しかし、ゲームの優位性に関係しないコスメティックアイテムであっても、基本プレイ無料タイトルではないことを考慮すると、この価格設定やブリザードによるマネタイズの方針に疑問や不満を抱いているユーザーは多いようです。
『ディアブロ IV』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2023年6月6日に発売予定です。
¥8,018
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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