海外オークションでメガドライブ向けバスケゲームが130万円超えで落札！メガドラコレクターにとっては“聖杯”ともいえる貴重な一品

近年コレクションアイテムとして取引が盛んとなっているレトロゲームですが、先日オークションサイトebayにて90年代のメガドライブ向けバスケットボールゲーム『Lakers versus Celtics and the NBA Playoffs』の欧州版が7,870英ポンド（日本円で約137万円）という高額で落札されたことが明らかとなりました。

北米版は僅か数千円で取引される作品

『Lakers vs Celtics and the NBA Playoffs』は1991年にエレクトロニック・アーツ（EA）から発売されたゲーム。基本的にEAのメガドライブ向けスポーツゲームは入手しやすいアイテムで、実際に本作の北米版もebayでは僅か数千円で取引されています。一方、欧州版は発売直前でキャンセルされたため正式には世に出ておらず※、メガドライブコレクターにとっての“聖杯”の1つとされているとのこと。
※キャンセルの理由は不明ながらも、当時の関係者によれば「欧州でのライセンスで調整がつかなかったからではないか」とされています。とはいえ、EAの内部資料によれば何故か192本販売されたことを示す記録が残っており、そのうちの13本の存在が確認されているそうです。

ゲーム自体は北米版と欧州版で全く同じ

他の人が持っていないレアなものを追い求めてしまうコレクターの性。本作のように正式に世に出ていない作品は特に垂涎モノかもしれません。ちなみに『Lakers versus Celtics and the NBA Playoffs』のゲームカートリッジ自体は北米版も欧州版も全く同じなので、価値があるのはパッケージのみということになります。