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先日、ドリコムとチューリンガムにより共同事業契約、およびライセンス提供契約の締結が発表された『Wizardry(ウィザードリィ)』IPを用いたブロックチェーンゲームについて、名称が『Eternal Crypt -Wizardry BC-』に決定したことが発表されました。
ブロックチェーンゲームとは?
ブロックチェーンとは、「分散型台帳技術」を意味し、従来の中央集中管理型に対して、仮想通貨などで使用される分散型による資産などの管理を行うシステムを指します。そして、この技術を利用したゲームがブロックチェーンゲームです。
これにより、ゲームデータの分散管理による資産化やアセットの売買による利益化、また相互監視によるデータ改ざんの困難さによるチートなどの排除など、様々な特徴を有するのがこのブロックチェーンゲームの特徴です。
ぱっと見別ゲーっぽいビジュアル、果たしてその実態は?
本作は、1981年にアメリカで発表されたRPGの始祖のひとつとされるコンピューター用RPG『Wizardry』をブロックチェーンゲームとしてアレンジ。これまでのブロックチェーンゲームにおけるトークノミクスの課題を解決し、サステナビリティのあるトークノミクスの実現をミッションをひとつに掲げているとしています。
今回の発表にあわせて公式サイト、SNSを公開し、ビジュアルも解禁されています。ビジュアルでは獣人のアーチャーや耳の長いエルフの魔術師、そして戦士などがカクカクとしたボクセルで描かれたものが確認できます。なお最新情報は随時、公式SNSアカウントを中心に発信していくとのことです。
自ら方眼紙でMAPを作り、盗賊の罠解除に失敗していしの中に転送され、回避力重視のために忍者の防具を剥いだりと、ダンジョンRPGの名作『Wizardry』には色々思い出のあるゲーマーも多いはず。あの不朽の名作が果たしてどのような作品となるのか、続報に注目していきたいところです。