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『FF16』主人公「クライヴ」の“ジャンプが小さくて可愛い”と話題に─戦闘中とのギャップがあり過ぎ!でも実は、隠れた事情が…?

『FF16』主人公のささやかで可愛いジャンプ力が話題の的に。その実情へと迫ります。

家庭用ゲーム PS5
『FF16』主人公「クライヴ」の“ジャンプが小さくて可愛い”と話題に─戦闘中とのギャップがあり過ぎ!でも実は、隠れた事情が…?
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今月発売の話題作として外せないのが、スクウェア・エニックスが放つシリーズ最新作『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジーXVI)』(以下、FF16)です。シリーズ関連作は随時リリースされていますが、ナンバリングとなると期待度はまた別格。本作のためにPS5を買う方もいるほど、多くのユーザーを惹きつけています。

そして先日、発売に先駆けて本編の序盤などが遊べる体験版が配信開始。先の展開が気になる物語や、『FF』とリアルタイムアクションの融合など、魅力の一端を味わえる内容になっており、高く評価する声がSNSなどに広がりました。

そうした展開を見せる片隅で、主人公「クライヴ」のある点に注目したネタが、一部のユーザーで盛り上がりを見せています。それは、クライヴの“ジャンプ力”についてです。

本作のバトルはアクション中心で、その演出やモーションもひと際派手でスタイリッシュになっています。「フェニックス」の祝福を受けているクライヴは、相手との間合いを一気に詰めたり、灼熱の羽根を纏った一撃を放つなど、ダイナミックな動きでプレイヤーを魅了します。

ですが、こうした身体能力の高さからは想像もできないほど、通常時のジャンプはささやか。冒頭にある首都・ロザリスのシーンで実際に垂直ジャンプしたところ、女の子(ジル)のスカートの裾にも届かない程度のジャンプしかできませんでした。

近くにある階段と比べてみると、その1段目に届くかどうかといったところ。そのジャンプ力は、リアル世界の一般人並みと言ってもいいほどで、戦闘中の縦横無尽な動きとはあまりにも違い過ぎます。

クライヴの小さすぎるジャンプを目の当たりにしたユーザーからは、「え、低くない?」「ジャンプは飾り」「ジャンプ可愛い」と、感情を揺さぶられた声が連発。また、「ジャンプ力が人間らしい」「ジャンプ到達点の低さがツボ」など、現実感やギャップに言及する人もおり、“クライヴのジャンプ力”の話題が今も広がっています。

等身やモデルなどがリアル寄りなので、現実に近いジャンプ力自体はおかしな話ではありません。しかし、アクションゲームの主人公は跳躍力に優れている場合が多く、その先入観があると驚いてしまうのも事実です。また、シリーズ作の『FF14』はかなり高くジャンプできるため、そのイメージに引きずられたケースもあるのかもしれません。

ですが、このジャンプ力は彼の全力では決してありません。首都での可愛いジャンプが印象に残りがちですが、任務に赴いた先ではかなり軽快なジャンプ力を発揮。助走をつけると、仲間の胸元まで届くほど軽々とした跳躍を見せてくれます。

推察すると、首都でのささやかなジャンプは身体能力の如何ではなく、空気を読んでセーブしている可能性が大きそうです。生活の場で本気のジャンプが必要な機会は滅多にありませんし、周りの人を驚かしかねません。

クライヴは、ロザリア公国の王子。自分の失態が国王や一族に影響を及ぼす身なので、自重したジャンプに留めているのでしょう。そうした背景も踏まえると、通常時のジャンプにちょっとした愛おしさも感じてしまいます。

彼のささやかなジャンプを直接味わいたい方は、配信中の体験版をプレイしてみましょう。もちろん、製品版の登場を待つのもアリ。発売の6月22日以降は、数えきれないほどのプレイヤーがクライヴと共に冒険し、数多のジャンプを繰りだすことでしょう。


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