ベセスダ・ソフトワークスが9月6日に発売を予定している期待作『Starfield』について、さらなる詳しいゲーム内容をディレクターのトッド・ハワード氏が語っています。
『Starfield』はModderのパラダイスか!?
YouTubeチャンネル・Kinda Funny Gamesの番組に出演したトッド・ハワード氏は、発売が迫る同作についてさらに多くの詳細を明らかにしました。これまでの情報では、ベセスダ作品におなじみの「Mod」については触れられていませんでした。しかし今回ついにトッド氏が口を開き、「Modderのパラダイスである」と語りました。
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加えて、「Modderが趣味としてだけでなく、キャリアにできるようにすることで、我々は素晴らしい成功を収めてきた」とも述べています。これはベセスダに限らずMod制作者がゲーム会社に就職する例はいくつも見られ、最近では「Fallout: London」という大型Modの開発者がベセスダ・ソフトワークスに就職したことがわかっていました。本作でも、才能あるModderがゲームクリエイターとしてのキャリアを歩み始めるという例が見られるかもしれません。
陸上の乗り物はなし、生命のいる惑星は全体の10%
他にも、ゲームの詳細が明らかになっています。宇宙船で惑星間を飛んでいける本作ですが、陸上を走る乗り物については存在しないことが明らかになりました。つまり、プレイヤーは徒歩やブーストパックで移動することになりますし、おそらくメックやパワーアーマー、パワードスーツのようなもので身を包み宇宙の戦士のごとく暴れまわることもできないようです。
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また、生物が生息している惑星は全体の10%程度であるといい、1,000以上の惑星がある中およそ100の惑星に生物がいることになります。一方で惑星は非常に多様なバイオームを持っていて、重力が低い、環境的な危険性があるなどさまざまな特徴も持っていると述べており、バラエティに飛んだ冒険が楽しめそうです。
誰とロマンスできる?
そして気になるロマンス要素ですが、本作では、大都市ニューアトランティスで出会うことになる冒険家集団「コンステレーション」のうちメンバー4人のがゲーム内で恋人関係になることが可能であると答えました。誰と関係を築けるのかまではわかっていませんが、個性的なメンバーが揃う集団ですので、楽しそうな展開が待ち構えていそうですね。
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また、宇宙船に乗るクルーをロボットキャラだけで構成できるのか?という質問に対しては、少しためらったあと「イエス」と答えました。現時点でコンパニオンになるロボットは「ヴァスコ」しか明かされていませんが、他にもロボットが存在するものと思われます。
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インタビューの最後では、宇宙には欠かせないロマン要素「ブラックホール」は本作に存在するのかという質問が飛び出ました。しかしこれに対しトッド氏は答えを残しませんでした。果たして、本作にはブラックホールが存在するのでしょうか……未知への好奇心が掻き立てられますね。
インタビューでは他にも様々な興味深い内容が語られていますので、気になる方は全編チェックしてみてはいかがでしょうか。先日発表された内容も合わせてどうぞ。
『Starfield』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに9月6日発売予定。Xbox Game Passにも発売日から対応するほか、上位エディションは5日間の先行アクセスも用意されています。