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今後10年、がっつり遊べるゲームかも…!『PAYDAY 3』メディア向けイベントで期待の銀行強盗PvE最新作を体験

インタビューだけでなく、開発者と共に挑む強盗チャレンジも体験!

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今後10年、がっつり遊べるゲームかも…!『PAYDAY 3』メディア向けイベントで期待の銀行強盗PvE最新作を体験
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前作から10年、2023年9月22日に新作の発売が決定している銀行強盗FPS『PAYDAY 3』。6月某日に、国内パブリッシャーのPLAIONと開発会社であるStarbreeze Studiosによる本作のメディア向け説明&体験イベントがオンラインで実施されました。本稿では、メディア向けイベントで伺った『PAYDAY 3』の特徴や前作との違い、そしてどんなプレイフィールだったかをお届けします。

シリーズの沿革と待望の最新作

『PAYDAY』シリーズは、2011年にリリースされた『PAYDAY: The Heist』から続くPvEメインのFPSシリーズです。4人チームでピエロのマスクを被って銀行強盗を行い、警察に逮捕されないようお金や美術品を持ち去ることが目的となります。2013年に発売された『PAYDAY 2』は、海外だけでなく国内でも絶大な人気を博し、2020年には正式に日本語対応しました。Starbreeze Studiosの資料によると、『PAYDAY 2』はSteamで最もプレイされているゲームの一つとして10年間君臨しているほか、フランチャイズ全体で3億ドルを売り上げているとしています。

すべてが進化した『PAYDAY3』、前作との違いは

前作から10年の歳月を経て登場予定の『PAYDAY 3』は、Unreal Engine 4によって一新されたグラフィック、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)とPS5/Xbox S X|Sなど現行コンソールでのクロスプレイ、そして日本語UIと字幕を用意(日本語音声には未対応)。ゲームエンジンはローンチ後にUnreal Engine 5にアップデートする計画もあることが明らかにされています。

舞台は、『2』のワシントンD.C.からニューヨークへ。前作より、「Heist(強盗)」「Search(下見)」「Negotiation(交渉)」の要素、「マスクオフ」での潜入におけるプレイを拡充。NPCの行動の幅も広がり、歩き回ったり話し合ったりとさまざまな行動をするとのことです。これまで通り一般人や警備員を人質として縛り付けて人質にできるほか、ヒューマンシールドにして警察が攻撃できなくするといった要素が追加されています。警備会社も3社登場するとのことで、会社によって強盗への対処方法が変わってくるとしています。

前作では「ステルス」か「強行突破(ラウド)」という二者択一のゲームプレイでしたが、本作では前述の要素によってさまざまな選択ができるようになっています。警備員が不審な物や行動を察知すると、警戒モードに移行してプレイヤーを探し始める要素も導入。発見されたり強盗の痕跡が見つかったりすると警察へ通報されますが、そこで「Negotiation」要素を駆使するといった新たなフェーズも用意されています。アクションについては、スライディングのほかに車を飛び越えてカバーに移行するような動作も可能に。

前作では最終的に5種類のスキルツリーが用意されましたが、本作ではローンチ時より100種類近いスキルの中から好きなものを組み合わせて自分だけのスキルビルドを構築できるようになっています。

『PAYDAY 3』開発者によるQ&Aセッションで分かったこと

今回のイベントでは開発者へのQ&Aも実施されました。本作のゲーム性は『2』よりも初代に近い、リアルな銀行強盗アクションを目指していて、MODについてはローンチ時にはサポートしていませんが、PC版は確実にサポートする予定であるということです。他にも「オンラインプレイ中に仲間が裏切る」といった要素について、現段階では考えていないが“面白さのひとつ”として、検討はしているそうです。

実際に『PAYDAY 3』をプレイしてみて

今回のセッションでは、開発者と共にSteam版『PAYDAY 3』の試遊バージョンを実際にプレイすることができました。体験できたマップは、銀行と美術館。マッチを開始する前には、自分の「スキル」と「ロードアウト」を選ぶことができます。ロードアウトでは使いたい武器やさまざまな効果を持つガジェットを装備することができ、どちらもレベルに応じてショップで購入できるものが増えていきます。今回はレベル1からのスタートのため、初期のロードアウトでのプレイとなりました。

プレイはまず銀行マップから。スタート時はマスクをしていないので、銀行の窓口や道を自由に歩くことができます。この状態で監視カメラの位置や警備員の位置、侵入できそうな入り口を探していきました。侵入口はドアだけでなく、建物をよじ登った先の窓などさまざま。裏口に行くには、金網のフェンスの鍵を外す必要がありましたが、この時に警備員が見ている場所にいると不審に思われ近づいてくることも。警備員が視線を逸らしたタイミングで鍵を開けて中に侵入していきます。鍵開けは目押しが必要なミニゲーム的な構成になっていました。

侵入時はマスクオフのまま進むことができ、警備員に見つかった際に一定時間何もしなければ、ただその場から追い出されるだけで済むので安心です。しかし、マスクをつけないとジャンプアクションが使えず行動範囲も狭まってしまいます。一度マスクを装着すると外すことができなくなるので、前作と同じくマスクを装着するタイミングは状況に応じた見極めが重要になりそうです。

潜入しての進め方も、全く見つからないように進むやり方や、サイレンサーの銃で倒して死体を隠しながら進むやり方など、好きなスタイルをプレイヤー自らの手で選択可能。一人で先行して警備の網に引っかかってしまったり、間違えて銃声を聞かれてしまったりすると、警察に通報されてしまいます。一定時間経つと警察が到着して激しい銃撃戦へと発展。

このプレイでは開発者が先導してくれていたのですが、それでも警備員に見つかって警察を呼ばれてしまうことがしばしばあり、完全なるステルスプレイの難しさを肌で感じました。警察が到着してからの銃撃戦はそれはそれで楽しく、脳筋でド派手にお金を盗んでいくというプレイングも可能でした。開発者の説明では、映画「オーシャンズ11」のように誰にも気づかれずにスマートに大金を盗み出すかっこよさと、映画「ヒート」のように現場に駆けつけてくる警察をかたっぱしから倒していく楽しさの両方を兼ね備えているとのこと。プレイヤーの好きなスタイルでゲームを進められるのは、本シリーズの醍醐味と言えるでしょう。

今回は開発途中でのプレイであるため、ローンチ時の仕様と異なる部分はあるかもしれませんが、現段階でUIと字幕は全て日本語化されており、2時間以上のゲームプレイ中にも目立った不具合には遭遇しませんでした。筆者のGPUはラップトップ版のRTX4050でしたが、フルHDのグラフィック最高設定で60fpsから下回ることもありませんでした。

途中DualSenseをUSBで繋いでのプレイも試してみましたが、ゲームパッド操作にもしっかり対応しており、コンソールからPC版への移行の敷居も低くなっている印象です。

正当な進化で今後10年は遊べそうな『PAYDAY3』

今回明らかになった『PAYDAY3』の要素は、前作ファンの期待に応え、さらにゲーム体験を豊かにするものに仕上がりつつあると感じました。ソロでもプレイできるようになるとのことなので、本作から本格的に銀行強盗をしてみたいという新規のユーザーでも入りやすいのではないでしょうか。

『PAYDAY 3』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)向けに9月21日に発売予定。Game Passにも対応予定となっています。


《Daisuke Sato》
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