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アクティビジョン・ブリザードの買収を巡るマイクロソフトと米連邦取引委員会(FTC)の裁判にて、ソニーが「PlayStation 5 Slim」を今年中に399.99ドル(約5万8千円)で発売する予定であるとマイクロソフトが考えていると、海外IGNなどの複数の海外メディアが報じています。
薄型モデルの系譜?PS5デジタル・エディションと同じ価格帯で「PlayStation 5 Slim」が今年中に発売されると証言
海外IGNによると、その根拠となったのはアクティビジョン・ブリザードの買収に仮差し止め命令を出すように求める裁判の一環として公開された文書です。
マイクロソフトはその中において、ソニーは「PS5デジタル・エディション(ディスクドライブ非搭載モデル)」を399.99ドルで販売しており、「PS5 Slim」も同じ価格帯で今年中に発売する予定であると証言しています。
先日から大手スタジオがマイクロソフトの買収検討候補であったことや『DayZ 2』が開発中であることなど様々なことが判明しているFTCとマイクロソフトの裁判。昨年のCMAとの裁判ではPS6と次世代Xboxを2028年以降に発売する予定であるともされていました。PS2から続く薄型モデルの系譜がPS5でも登場するかもしれませんが、本記事執筆時点ではソニーからの発表はなく詳細は不明です。なお、同証言では先日存在が明かされた「Project Q」と同じものと見られる「携帯型PS5」が300ドル以下で登場するともされています。
単純な新製品情報だけでも下手なゲームイベントも真っ青な暴露状態にもなりつつある一連の裁判。果たして決着は早期に付くのでしょうか。