緊張感のあるハードコアなゲームプレイが受けて多くのフォロワー作品を生み出した『Escape from Tarkov』。そしてまた新たなタルコフ系新作が登場するようです。退役軍人であるDrew氏が設立した開発スタジオSmall Indie CompanyがハードコアタクティカルFPS『We The People』を制作中です。
文明が崩壊した2028年のアメリカで生き延びる
本作の舞台は人や動物に感染しゾンビへと変化させる疫病により文明が崩壊した2028年のアメリカ。プレイヤーは数少ない生存者として生き抜いていきます。YouTubeにて公開されているDevlog映像ではゲームデザインやゲームメカニクスなど、本作の基礎となる要素が解説されています。
主な特徴
銃撃戦
リアルさと没入感を重視した銃撃戦では驚くほど正確な戦闘感覚をもたらす。リアルな射撃音、ミニマルなHUD、サプレッションなどのビジュアルキューを使用することでプレイヤーを世界に没入させ、銃撃戦が現実同じように慌ただしく混沌としたものに感じられるようにしている。銃器のカスタマイズ
現在の市場で最高のミリタリーシムFPSに匹敵するほどの多様性と自由度を提供する、強力な銃器カスタマイズシステムを搭載している。その違いは簡単にアクセスできるUIを備えており、その場で変更できること。不要なメニューに煩わされることはない。サバイバル
水分補給と飢えのシステムを高度な医療システム、没入型の移動・生存システムとともに管理し、野生動物や敵派閥、ゾンビ、他プレイヤーから生き延びることが唯一の目標。略奪
見つけたアイテムを略奪したり隠したりすることが本作の重要な要素。世界に足を踏み出すたびに、苦労して獲得した戦利品を賭けることとなる。リスクが高ければ高いほど報酬も高くなる。クエストシステム
RPG要素は他のFPSゲームのようなメインメニューシミュレーターにはならない。様々な選択肢を可能にする広範なダイアログシステムを備えており、クエストシステムに参加するプレイヤーに主体性を与える。プログレッションシステム
レベルアップはギアやベンダー、ビジュアルカスタマイズの選択肢が増えるだけでなく、ゲームの戦術的な性質を維持しつつ好みのプレイスタイルのキャラクターを構築できることを意味する。狩るか狩られるか
本作ではハードコアな性質上、死ぬと悲惨な結果になる。プレイヤーが残した足跡、発した音、放った光、敵の死体はすべて、他のプレイヤーに居場所を示す明白な指標となる。生き残るためには自分が残した足跡に気を配り、音と光を抑えることが必要。腐敗システム
熟練したプレイヤーは死体(プレイヤー, 敵NPC, ゾンビ)とその視覚的要素(新しい血溜まり, ハエ, ウジ, 皮膚の壊死)を見て、どのくらい前に殺されたかを判断できるようになる。
『We The People』はWindowsを対象にSteam早期アクセスを実施予定。Kickstarterキャンペーンも実施されていましたが時期尚早だったようで目標額には届きませんでした。しかしながら先日のSteam Next Festで行ったテクニカル・デモでは多くの人の注目を集めたようで、今後も開発を続けていくと意気込みを見せています。現在はPatreonでも支援を受け付けているので興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。