エレクトロニック・アーツ(EA)は、シアトルを拠点とするゲーム制作の新AAAスタジオ「Cliffhanger Games」を正式に発表し、現在開発中のプロジェクトを明らかにしました。
EAは2021年、シアトルに新たなAAAスタジオを設立すると発表しており、Cliffhanger Gamesは、ダークファンタジーADV『シャドウ・オブ・モルドール』を手掛けたMonolith Productionsの元副社長兼スタジオ責任者のKevin Stephens氏が率いています。また、EAは2022年にマーベルと長期契約を締結したことを発表、Motive Studioと共同開発中の「アイアンマン」などの3タイトルを今後提供していくことがすでに明らかにされています。
「ブラックパンサー」世界を基にした新作アクションADVが開発中
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Cliffhanger Gamesは、最初のプロジェクトであるマーベル「ブラックパンサー」を基にした新作ゲームを開発していると明らかにしました。「ワカンダ」の世界を探索する三人称視点のアクション・アドベンチャーゲームで、オリジナルストーリーが展開する予定です。
また、新チームには『Halo』『ゴッド・オブ・ウォー』『シャドウ・オブ・モルドール』を手掛けたベテラン開発陣が参加しているようです。開発はまだ初期段階であり、マーベル・ゲームズのチームとも緊密に協力していくということです。