マイクロソフトによるActivision Blizzard買収について、MS側の勝訴という判決にFTC側が控訴していましたが、それが却下されたようです。この件を積極的に報じる海外メディアThe Vergeのシニアエディターであるトム・ウォーレン氏が伝えています。
このまま判決は確定か?
ツイートに添付された文書によると、FTCが第9巡回区控訴裁判所の上訴が解決するまでの間、米地裁に合併の差し止めを求めるよう控訴していました。しかしながら、「本申立を却下される」という内容となっています。
文書には本件で判決を下したジャクリーン・スコット・コーリー判事による署名が行われており、同氏によって却下されたものであるようです。ウォーレン氏によると、明日には第9巡回区控訴裁判所によって何かが聞ける模様。続報に注目です。
FTCとの裁判にとりあえずの一区切りがつき、現在は最後の関門である英国CMAとの裁判を一時停止しています。話し合いには前向きな姿勢であり、CMAのクラウドゲームへの懸念に対して行われるMSの提案がカギとなると思われます。