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ゲームイベント「BitSummit Let’s Go!!」が、2023年7月14日から16日にかけて京都市勧業館みやこめっせにて開催されました。
「BitSummit」は、「国内のおもしろいインディーゲームを世界発信する」というコンセプトで行われている日本最大級のインディーゲームの祭典です。毎年京都で開催されており、昨今の国内インディーゲーム市場の加速もあって人気を博しています。第8回目となる今年は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントがプラチナスポンサーとしてブース出展。このほか、任天堂やCygamesといった大手企業もスポンサードしており、その規模は年々拡大を続けています。
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今年はビジネスデイと一般公開日をあわせた全3日間の日程で開催。特に一般公開日は三連休ということに加え、京都でも屈指の人混みとなる祇園祭の宵山・宵々山と重ねってるということもあって、開催地の岡崎地区周辺も朝から多くの人で溢れかえっていました。会場の京都市勧業館みやこめっせも開場前から賑わいを見せており、一時は入場待機列が形成されていた程。とはいえ、入場自体はスムーズで大きな混乱もなく、持ち物チェック等を経てすぐに会場に入ることができました。
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入場後、まず目に飛び込んできたのは大手スポンサード企業の大型ブース。各出展ブースには体験プレイのスペースが設けられており、人気出展ブースでは絶えず長蛇の列が見られました。この中でも特に、任天堂の「Indie World」やCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー熱血ハチャメチャ大感謝祭!』ブースでは体験プレイ後のノベルティグッズの配布にも人気が集まっており、一時整理券が配布される程でした。
このほか、「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフゲームとして話題の2Dアクションゲーム『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』ブースや、最新型「Steam Deck」の体験コーナーも人気を博しており、最新のタイトルとハードに大きな注目が集まっているようでした。
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もちろんBitSummitといえば、個人制作のものから中小ディベロッパー製のものまで、様々なタイトルが出展されているのも醍醐味の一つ。タイトル別の体験ブースでは制作者本人とインディーゲームのファン達が直接コミュニケーションを取れる距離感の近さも魅力と言えるでしょう。
こういったイベントの性質から主な参加者は国内外のコアなゲームファンが中心かと思われがちですが、実際の来場者層には親子連れなどのファミリー層も多く、昨今のインディーゲームが幅広い層にリーチしていることが窺えました。
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今回の「BitSummit Let's Go!!」にて出展されていたタイトルについての詳細や個別のプレイレポートについては、関連記事もあわせてチェックしてみてください。
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