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CD PROJEKTは、同社のゲーム開発スタジオCD PROJEKT REDについて、今度従業員のおよそ9%にあたる100人を解雇する計画であることを発表しました。
現在取り組んでいる開発環境再編の一環として
CEOであるAdam Kiciński氏のブログ投稿によると、これは同社で現在行っている開発プロセスの再構築戦術のひとつであるとのこと。最高のRPGを制作するためには適切な人材管理が重要で、CD PROJEKT REDの成長に効果的なチーム構築が必要であるとしています。
同社ではすべてのチーム内を評価し、今後のプロジェクトを考慮した上で現時点での「人員が過剰である」と判断。スタジオの約9%にあたる100人の解雇を決定したようです。一部の従業員は、遅くとも2024年第1四半期までに解雇される計画でことがあわせて報告されています。
『グウェント』など複数のプロジェクトでレイオフも
CD PROJEKT REDでは、ARPGゲーム『ウィッチャー モンスタースレイヤー』のサービス終了に伴って、開発のSPOKKOをCD PROJEKTと統合し、一部のスタッフを解雇すると発表。2023年6月には『グウェント ウィッチャーカードゲーム』の開発チームおよそ30名を人員削減する計画であることが明らかになっています。
また、CD PROJEKTグループの子会社である開発スタジオThe Molasses Floodが取り組んでいる『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』に関するプロジェクトの再編を発表し、同スタジオのスタッフを含んだ合計29名のレイオフを実施したことが明らかになっています。