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D4エンタープライズは、DRPGの代表的作品『ウィザードリィ』シリーズの後期3部作『ウィザードリィ6 Bane of the Cosmic Forge』『ウィザードリィ7 Crusaders of the Dark Savant』『ウィザードリィ8』の復刻パッケージ『Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-』を発表、予約受付を開始しました。
ただの古城の冒険が…やがて創世の謎に迫る大冒険に
今回復刻、収録が発表されたのは『ウィザードリィ6』『ウィザードリィ7』のPC-9801版と、『ウィザードリィ8』(2001年にローカスより発売された『Wizardry8日本語版(Windows95/98版)』をWindows10/11で動作するようにした復刻版)です。それ以前の『ウィザードリィ』から大きくシステムを刷新した、それぞれにマルチエンディングの三部作となっており、エンディングを迎えることで『6』 -> 『7』 -> 『8』へとエンディングの種類もある程度反映したキャラクターの転送が可能です。
『ウィザードリィ6』では願いを叶えるという筆「コズミック・フォージ」の探索の旅が、ある古城を舞台にして繰り広げられます。『ウィザードリィ7』『ウィザードリィ8』では、「コズミック・フォージ」探索に端を発した冒険は、なんと宇宙の果てに隠された神秘の星々での、地表や複数のダンジョンを股にかけたオープンワールド調の大冒険に。暗黒の帝王「ダーク・サヴァント」との邂逅や、創世の謎、新世界の行方を賭けた決戦と、壮大なスケールの物語が描かれます。
また、現在でも類を見ないシミュレーション的で緻密な戦闘システムが特徴の『ウィザードリィ8』には、『Jagged Alliance 2』のシナリオなどを手掛け、現在は『DOOM』ジョン・ロメロ氏の配偶者としても知られる、ブレンダ・ロメロ氏がゲームデザイナーとして関わっています。
2023年冬発売予定
プロジェクトEGGのパッケージタイトルとしては初のWindowsタイトル(DL配信中のタイトルとしてはアレンジ版も収録されたWindows向け『ハイドライド1・2・3』があります)になる『ウィザードリィ8』を含む、『Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-』は2023年冬に16,500円(税込)で発売予定です。なお、記事執筆時点では末弥純氏によるモンスターなど様々なアレンジが加えられたSFC『ウィザードリィ6 禁断の魔筆』や、3D化されたPS『ウィザードリィ7 ガーディアの宝珠』、原作仕様の6~7がセットになったSS『ウィザードリィ6&7 コンプリート』などの収録は発表されていません。