
大手PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて、OSの使用率データにてLinuxがmacOSを上回っていることが確認されました。
macOSを上回る!

この情報は、Steam公式サイトで閲覧できるハードウェア調査ページにて確認できます。2023年7月時点でのデータによると、全体のOS使用率はWindowsが96.21%、macOSが1.84%、Linuxが1.96%となっており、LinuxがわずかにMacを上回っています。先月との増減比をみても、0.52%ほど利用者が増えているようです
GamingOnLinuxというサイトの非公式データトラッカーによれば、基本的には上昇傾向にあり、ところどころ大きな跳ね上がりも見られます。6月から7月の跳ね上がりは史上最大となってます。
Steam Deck効果か
こうした背景には、Valveが販売するポータブルゲーミングPC・Steam Deckの存在が挙げられるでしょう。同ハードにはLinuxベースの独自OS「SteamOS」とWindows向けゲームの互換性をもたせるProtonがインストールされており、同ハードの人気が高まるにつれLinuxの使用率も増えていくという格好です。
加えて、6月30日から7月14日まで開催されていたSteamサマーセールに合わせてSteam Deck最大20%オフとなるセールも開催されていました。6月から7月の跳ね上がりは、このセールの影響が大きいでしょう。
Steam Deckは、5万9,800円よりKOMODOにて販売中です。