IO Interactiveは、人気ステルスアクション『HITMAN 3』のローグライクな高難度モード「Freelancer」にて、8月のアップデートで「Alt+F4(ゲームを強制終了)」機能を元に戻しました。
今年5月、ゲーム中「Alt+F4」で進行状況が保存されるように
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「Freelancer」とは、セーフハウスを拠点に企業からのミッションをこなしていき、ミッションに失敗したり、死んでしまったりすると進行状況がすべて失われ、武器や装備、稼いだお金などもロストするローグライクな高難度モード。ミッション中にセーブもできない、ハードコアなモードとして知られています。
しかし実装当初から、ミッション中に「Alt+F4」でゲームを強制終了させることで、ミッション開始前に戻り、やり直すことができました。IO Interactiveは、この行為を“エクスプロイト”とし、今年5月のアップデートで、プレイ中にメニューまたはキーボードの「Alt+F4」でゲームを終了すると、ゲーム再開時にミッション失敗のステータスが表示されるように変更しています。
「ゲーム中のバグやクラッシュでミッション失敗になるのは不公平」仕様が元に戻る
この変更に対しコミュニティから、ゲーム中のバグやクラッシュで中断せざるをえない状況になった場合、ミッション失敗になるのは不公平との意見もあり、8月17日に行われたアップデートで「Alt+F4」してもミッション失敗にならないように、仕様を元に戻したとのことです。