先月開催されたExileCon 2023にて、スタンドアローンゲームになることが発表された、注目のF2Pハクスラ『Path of Exile 2』。ドイツ・ケルンで開催中のgamescom 2023では、ニュージーランドのデベロッパーGrinding Gear Gamesの開発者によるメディア向けプレゼンテーションが実施されました。
本稿では、『2』で追加されたクマに変身するスキルを持つ新キャラクタークラス「DRUID」の紹介を中心としたメディア向けプレゼンテーションの内容と、会場内で存在感を放っていたブースのフォトレポをお届けします。
アクションの爽快感がたまらない「DRUID」
DRUIDは、クマに変身できるのが大きな特徴となるキャラクタークラス。これはスキルによって一定時間だけ変身するのではなく、任意で人間形態とクマの形態を使い分けてゲームを進めることが可能です。
また、人間の状態で使えるスキルとクマの状態で使えるスキルは異なっており、うまく合わせることで強力なコンボ攻撃を生み出すことができます。
人間の状態で使えるスキルは、「VOLCANO」という任意の場所に小さな火山を出現させるスキルと、「LIGHTNING STORM」という敵を痺れさせて動きを鈍くさせることができるスキル。
クマの状態では、突進攻撃となる「RAMPAGE」や範囲攻撃でスタン効果魔あるFURIOUS SLAMなど強力な攻撃スキルが備わっています。また、味方となる狼を召喚できるスキルも用意されていました。
「VOLCANO」と「LIGHTNING STORM」は、発動してから一定時間は効果がその場に残ることから、これらを発動させたのちにクマに変身し、強力な攻撃スキルで敵を粉砕していくという流れが「DRUID」の立ち回りとしてはベストであるとのこと。ただ、強力なスキルであるほどスキル発動に必要なゲージを多く消費するので、使い所はきちんと考えなければなりません。
筆者は会場で実際にDRUIDでプレイしてみましたが、確かにクマ形態が非常に強力で、スキルで敵を薙ぎ倒せる爽快感が非常に魅力的でした。ただ、闇雲に攻撃していると敵の大群の袋叩きにあってしまうので、うまく敵から距離をとりながらスキルを繰り出していく必要がありました。「RAMPAGE」を使えば敵を押し除けながら進めるので、はやくボスのところまで辿り着きたいときには有用です。
マップのボスは巨大でなかなか手強く、開発者の教えてくれたコンボで戦ってみても何度となくやられてしまいました。そして何度目かのトライでやっと倒せそう…というところで体験が終了。これは本作がリリースされたらリベンジするしかない…。
会場で存在感を放つ『Path of Exile』のブース
数多くのブースが出展されているgamescomでも、ゲームタイトル単体の大型ブースは多くはありません。『Path of Exile』 は、ゲームの世界から抜け出たような装いのブースが出展されており、体験コーナーには長い列ができるなど大きな賑わいを見せていました。欧州での注目度の高さが伺えます。
『Path of Exile 2』は、PC/ macOS/ Xbox Series X|S/ PlayStation 5向けに開発が進められており、クローズドベータテストが2024年6月7日に実施予定。日本語の公式サイトも公開中です。
