マウスコンピューター新シリーズ「NEXTGEAR」 RTX 4060 Ti搭載・水冷モデルを試用! ゲームの“当たり年”にうってつけなエントリーモデル | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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マウスコンピューター新シリーズ「NEXTGEAR」 RTX 4060 Ti搭載・水冷モデルを試用! ゲームの“当たり年”にうってつけなエントリーモデル

マウスコンピューターの新シリーズ「NEXTGEAR」で『サイバーパンク2077』『Portal with RTX』をプレイ! 約18万円で充分なスペックを備えたエントリーモデルです。

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世はゲーミングPC戦国時代。一般消費者にとっては厳しい円高も続く中、廉価なRTX40番台のグラフィックボードも発売され、ゲーミングPCの値段も落ち着いてきています。特にこの2023年はゲームにとって「当たり年」。『Starfiled』をはじめとして『バルダーズ・ゲート3(Baldur's Gate 3)』、『Cities: Skylines II』や『サイバーパンク2077』拡張コンテンツ「仮初めの自由」などPCゲーマーにとって魅力的なタイトルが数多く発売される(された)わけで、真剣にPCの買い替えを考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、大手BTOショップ/メーカーであるマウスコンピューターから新ラインである「NEXTGEAR」シリーズが発売されました。今回はその中でも現行最上位モデルである「NEXTGEAR JG-A7G6T」をお借りできましたので、PCゲーマー目線で触ってチェックしていきたいと思います。

「NEXTGEAR」シリーズ公式サイト

今回紹介する「NEXTGEAR JG-A7G6T」の基本スペックはCPU AMD Ryzen™ 7 5700X プロセッサー+GeForce RTX™ 4060 Ti(8GB)。メモリは16GB(DDR-3200 8GBx2)、ストレージは1TB (M.2 NVMe SSD)です。

M.2 NVMeのスロットには空きがあるため、比較的簡単に増設ができそうです。今回お借りしたのは水冷モデルであったため、水冷クーラーが装着されています。販売価格は179,800円(税込)。コストパフォーマンス重視のエントリーモデルですね。

なにより注目すべきは、2023年7月に発売されたばかりのグラフィックボード「GeForce RTX™ 4060 Ti」です。4060 Tiには8GBと12GBの2バージョンあり、このPCで採用されているのは廉価な8GB版。スペック的には3060 Tiとそう大差ないと言われているものの、RTX40番台のためDLSS 3を利用できるのが非常に大きな魅力です。

DLSSは「ディープランニングスーパーサンプリング」の略で、要は対応しているゲームであれば画質をきれいに保ったままフレームレートの向上を見込めるという、ゲーマーにとって嬉しい技術です。

続いて端子部を見ていきましょう。本体上部には電源ボタンとUSB3.0 (5Gbps)のType-A端子が2つ。そしてマイク端子、ヘッドフォン端子という具合で、スタンダードな仕様ですね。

これは余談なのですが、皆さんはPC前面・上面のUSBってどのように使っていますか? ぼくは有線のコントローラーやアケコンなどを挿すのに一つ、もう一つは空けておいてUSBスティックメモリとかがいつでも刺せるようにしてます。プレイスタイルや好みのゲームジャンル、PCデスク環境にもよるので、ユーザーによって大きく違いが出るところかと思われます。

続いて背面。キーボード/マウス用のUSB2.0 Type-A端子が2つ(うち右側は常時給電とのこと)、上部とおなじUSB3.0 (5Gbps)のType-Aが4つ、そしてUSB3.1 (10Gbps) のType-Cが1つ、 Type-Aが1つとなっています。最近なにかと使うようになったType-Cの端子がついてるのは嬉しい点ですね。

たとえば「Meta Quest 2」などは純正のQuest Linkケーブルをここに繋げられるでしょうし、Type-Cのドングルがついている無線ゲーミングヘッドセットなんかもあったります。個人的にはPC本体上部にType-C端子が備わっているほうが嬉しいのですが、頻繁に抜き挿ししないデバイスを接続するのなら、背面で充分かもしれません。

グラフィックボードからの出力はDisplayPort x3とHDMI x1の標準的なものです。

前面も上部もかなりの部分がメッシュとなっており、通気性は相当よさそうです。こういう精密機械には熱が大敵なので、通気性はあればあるほどよいでしょう。

上部/底部のメッシュ部には脱着可能なフィルターも装着できるとのこと。めんどくさいホコリ関連のメンテがしやすい工夫になっていて、かなりいい仕組みですね。

続いて、実際にゲームを遊んでいきます。今回プレイするのはRTXぢからを感じられるであろう『Portal with RTX』です。RTXぢからを体感するためにオリジナル版(画像下)と『Portal with RTX』を比較してみます。RTXだけやってるとあまり気づかないですが、かなり雰囲気が変化しているのがわかりますね。

『Portal with RTX』はDLSS 3にも対応しているので、フレームレートもきっと安定してくれるはず。

『Portal with RTX』
通常版『Portal』

現行のグラボとしては廉価なモデルの4060 Tiですが、フルHDで遊ぶぐらいならレイトレーシング+DLSS 3で60fpsは安定して出ます。従来版も従来版で粗さがダークな雰囲気になっていて捨てがたいですが、質感の向上はすさまじいものがありますね。

筆者は自宅で3070搭載PCを普段遣いしているのですが、DLSS 3のおかげかレイトレーシングをオンにしたときのパフォーマンスは、4060 Tiに軍配が上がっている印象です(体感です)。カクついたり、落ちたりせず普通に遊べますね。

続いて更に重量級なゲームである『サイバーパンク2077』を試していきます。まずはプリセットを「レイトレーシング:ウルトラ」に、DLSSをオフにしてプレイしてみます。

DLSS 3を入れなくても、止まってさえいれば65fpsくらいをマーク。歩いたりすると若干ティアリングを起こしたり、40fpsぐらいまで落ちてしまうこともありました。

それでも、目視ではめっちゃきれいに見えます。うちにある3070搭載PCより全然きれいなような……。ぼくは当時23万ぐらいでPCを購入したので、一年ほど経過しているとはいえNEXTGEAR JG-A7G6Tはかなりコスパが高く感じます。

続いてDLSSをオンにして遊んでみます(本作もDLSS 3に対応しています)。

fpsはやや向上し、歩き回っても落ちにくくなった印象です。画面が非常に美しくてかっこいい! この価格帯のPCであっても、フルHDであればかなり満足できる画質で、60fpsで『サイバーパンク2077』のような重めのゲームを遊べるんですね。

いろいろ試してみましたが、DLAA(DLSSの親戚みたいなアンチエイリアス技術。画面がきれいになります)をオンにし、シャープネスを最大にした画面が個人的には非常に好みでした。レイトレーシングは画面がぼんやりしちゃうので苦手なときもあったのですが、これならばそんな筆者でもにっこりです。


ということでゲームをプレイしつつ触ってきた「NEXTGEAR JG-A7G6T」ですが、個人的には非常にコストパフォーマンスが高く、エントリー向けに良いモデルだと感じました。

「NEXTGEAR」シリーズ公式サイト

このスペックであればおそらく『Starfiled』も(DLSS対応してないっぽいですが)普通に遊べるでしょうし、「当たり年」にPCゲームに入門するにはうってつけのモデルなのでは。単にゲームをするだけなら筆者の普段遣いしているPCより強く、「もう1年、PCを買うのを我慢すれば……」と唇に血がにじむ思いです。ゲーミングPC、もしかしたら、「今が時期」なのかも……?


ライター:文章書く彦,編集:キーボード打海

編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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