今回は、Team Reptileが贈る『Bomb Rush Cyberfunk』のニンテンドースイッチ版をプレイ!本作は、トゥーンレンダリングで表現されたコミックさながらの世界を舞台に、スケボーで街中を滑走しながらグラフィティを描き、リスペクトを集めて成り上がっていくアクションゲームです。
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そう、本作はドリームキャストで発売された『ジェット セット ラジオ』シリーズへのリスペクトがビシビシ感じられる内容になっている上に、同シリーズで音楽を担当した長沼英樹氏が楽曲を提供しています!シリーズファンとして、これはメチャ嬉しいポイントですね!
脱走の代償は……デカすぎない!?
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主人公FAUXは、なにかの罪を犯したのか警察署に留置されていた。署内で出会ったTRYCEとともに脱走を企てる。
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爆発騒ぎがあったらしく、署内には人っ子一人いない。無人の警察署をスケートで滑り放題だ……と思ったが、スケートシューズはまだ持ってないので、徒歩でTRYCEのあとを追う。
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空中で二段ジャンプが出来るエアダッシュや、狭い隙間を滑りながら進めるスライディング、地上や空中でハイスピードで移動が出来るブーストなどの技を教わりながら進む。
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念願のインラインスケートを手に入れたぞ!スケートシューズを履いた状態でレールの上に飛び乗ると、勢いよく自動で滑走し始めた。こりゃ気持ちええわ!
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リアルのインラインスケートは今までに一度だけ履いたことがあるんだけど、僕のバランス感覚は壊滅的なため、生まれたての子鹿のようにプルプル震えることしか出来なかったんだよな。スケートはゲームに限るぜ!
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敵に攻撃をする時は、徒歩に切り替える必要がある。徒歩時もエアダッシュやブーストなどの技が使えるので、ハイスピードなバトルが楽しめるな。
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敵を全て倒し終え、あとは屋上から飛び降りて逃げるだけだったのだが、何者かが放った回転ノコギリのような武器により、FAUXの首は斬り落とされてしまうのだった。
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首を斬り落とされるって……完全に死んじゃってるじゃん!もしかしてFAUXが主人公じゃなかったの?
新たなアタマでトリックを決めろ!
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意識を取り戻すと、TRYCEのアジトに居た。良かった、首を斬り落とされたのは幻影かそういう演出だったんだ……って。
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頭なしじゃ可愛そうだからと、真っ赤なロボヘッドを付けてくれたらしい。どうやら本作はサイバーパンクな世界観で、ロボットの頭をつけるなんて今どき普通らしい。良かったね!良かったのか……?
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FAUXの頭は、DJ Cyberと呼ばれるイカれたヤツが持っているらしい。巨大な組織をまとめているDJ Cyberに対抗するため、グラフィティを描きまくって知名度を上げ、敵から縄張りをどんどん奪い、DJ CyberからFAUXの頭を取り戻す。それが本作の目的なんだな。
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とりあえず、TRYCEから貰ったスケートボードで街を探索してみよう。
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手すりや電線など、ひと目見て「ここ滑れるんじゃね?」というポイントは大体滑走可能だ。滑走中にボタンを押すとトリックが決められる。リアル路線なスケートゲームと違って、三つのボタンをそれぞれ押すだけで簡単にトリックが決められるのはありがたいね!
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手すりなどのレール状の場所だけでなく、看板などの壁面も滑走可能だ。地上に着地してトリックのコンボが途切れないよう、レールや壁を乗り継いで滑走していく。判定が甘めなのか、多少ズレても補正してレールに着地してくれるように感じたな。
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知名度を上げるには、街の至るところに用意されているスポットでグラフィティを描くことで「REP」と呼ばれるポイントが手に入れられる。
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指定された方向にスティックを入力してグラフィックを描くんだけど、なんだか印を結んでるような忍者気分になるな。
リスペクト貯まった?次はイベントバトルだ!
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グラフィティを描いてREPが一定数貯まると、敵との縄張りバトルに挑めるぞ。時間内にトリックとコンボを決めまくり、ポイントをより多く獲得したチームが勝者となる。
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トリックはワンボタンで簡単に出せるので、同じレールをループしてトリックを決めてりゃラクショーで勝てるじゃん!と思っていたのだが……
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同じ場所で同じトリックを繰り返していたせいか、次第にポイントの上がりが悪くなっていき、そのまま負けてしまった。
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そんなセコいトリックじゃオーディエンスは納得しないってわけなのね。まあ、負けてもサクッとリトライ出来るので、何度でも挑んでやるからな……!
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フィールド上には、隠しアイテムや衣装が存在するので、バトルに疲れてしまった時は、あてもなくただ街をブラブラするのも楽しいぞ。
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アイテムを取得することで、新しいグラフィティが描けるようにもなる。いつも同じ絵柄じゃつまらないもんね!
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僕専用のグラフィティアイテムもどこかに隠されてないですかね……。
15時間ほどでクリア出来ました。やりこみ要素も残っているので、まだまだ遊べそうですね!
本文でも書きましたが、判定が若干甘め(個人の感想です)で、エアダッシュやブーストを使いこなせばレールからレールへの移動も簡単なので、コンボを途切れさせずに直感的な操作が楽しめました。
スケート時の操作については満点ですが、バトル時のアクションはややクセがあるため、多少の慣れが必要です。
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