海外メディア・Eurogamerのハードウェア分析部門であるDigital Foundryは、PS5版『Baldur's Gate 3』のグラフィック品質&パフォーマンス検証動画を公開しました。
重量級RPGはコンソールでどう動く?
動画ではまず、グラフィックの品質をチェック。クオリティモードでは一見するとPC版のウルトラ設定時と遜色なく、最高設定と同じかそれに近い品質でゲームを楽しめるそうです。
一方パフォーマンスモードもクオリティモードとほぼ同じビジュアルを実現しており、モニターから通常の距離を取ってプレイすれば4Kテレビでもプレイに耐えうるとのこと。ただし近くで見るとごく一部で細かいオブジェクトのちらつきなどが見られるそうです。
![](https://www.gamespark.jp/imgs/zoom/716930.jpg)
次は、パフォーマンスについて。パフォーマンスモードでは60FPSをターゲットに動作しており、多くの場面ではそれを達成できています。戦闘を含む一部シーンや第1章のグローブエリアを歩き回る際には一瞬だけFPSが低下するようです。
基本的には良好なパフォーマンスですが、第3章のNPCが密集する都市エリアではかなりのFPS低下がみられ、最悪では20第前半まで落ちてしまうほか、ティアリングも発生するようです。
![](https://www.gamespark.jp/imgs/zoom/716929.jpg)
クオリティモードは30FPSの上限が設けられており、第1章では全くフレームレートの低下がみられなかったとのこと。モーションブラーがなく画に違和感が出るという欠点はあるものの、動作は良好なようです。
問題の第3章としエリアでは再び20FPS前半までの低下が見られるものの、こちらのモードではV-SYNCが有効になっており、ティアリングはまったく起こらないと報告しています。
現在のところ、日本語版はPS5版のみがアナウンスされているので、プレイ予定のユーザーにとっては嬉しい情報ではないでしょうか。さらなる詳細や分割マルチプレイでのパフォーマンスは動画をご覧ください。
※UPDATE(2023/9/8 22:00):見出しと本文内で「次世代機」という表現を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。