※この企画はフィクションです。
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どうもこんにちは、はじめまして。ぼくはクルマです。工場産まれの陽気な原動機付き四輪車で、世界初の「文章を執筆する自動車」なんです。この前なんとなく道を走行していたところ、Game*Spark編集部を名乗る怪しい男性にスカウトされ、Webライターの職を得ました! 好きなものは平らな道、嫌いなものは十円玉。ちなみに好きな食べ物はハイオクと電気、嫌いな食べ物は角砂糖です。
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そんなぼくですが、なんとユービーアイソフトから発売された期待のオープンワールドレーシングゲームである『ザ クルー:モーターフェス』の世界を先行体験することができました! 普段は日本の公道を法定速度遵守の上で走行しているぼくにとって、『ザ クルー:モーターフェス』のようにスリリングなレース体験は、ちょっと信じられないくらい刺激的でした。普段のぼくは中野・杉並周辺の激狭い道をバスや大型トラックとすれ違いながらおどおど走っていましたし、これは一介のクルマにしてみたら非常に光栄なことなんですよ。
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『ザ クルー:モーターフェス』は『ザ クルー』シリーズの三作目。『ザ クルー』と『ザ クルー2』はアメリカ本土を舞台としていましたが、今回はハワイのオアフ島でドライブとレースを体験できます。ということで、次からが本題です。今回はこのぼく、世界初の自動車ライターが一足早く……もとい一タイヤ早く体験してきた『ザ クルー:モーターフェス』の世界を皆さんに紹介していこうと思います!
『ザ クルー:モーターフェス』公式サイトオアフ島を描くオープンワールドとアクティビティ
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『ザ クルー:モーターフェス』は前述のとおり、ハワイのオアフ島が舞台になっています。オアフ島には観光地として発展しているロケーションがありますし、自然豊かなスポットも多数揃っています。都市部やビーチ、そして山間部やマングローブなどをあれこれ実際に走ってみる体験は目まぐるしく、もといヘッドライトまぐるしく、とっても刺激的でした。
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これまでの『ザ クルー』と比べると面積的に小さくなった印象を感じるかもしれませんが、オアフ島のコースにはメリハリがあってディテールまで丁寧に描き込まれているし、こういったオープンワールドレーシングゲームの舞台としてオアフ島はまさにうってつけなんです!
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ヒトのみなさんならご存知であろうホノルル市街地やビーチ周辺も『ザ クルー モーターフェス』のコースになっており、自由に散策することも可能。本作は「現地の雰囲気を再現」というわけではなく、島全体がカーカルチャーで賑やかに埋め尽くされていて、“モーターフェス”の名にふさわしいお祭り感を体験できるようになっています!
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もちろん大自然の山々で、ジャンプ台など様々なギミックが施されたオフロードを走ることもできます! とんでもない高級車でオフロードを突っ走れば、現実では味わえない背徳的な悦びも得られることでしょう。クルマ目線で言わせてもらえばヒトのそういうところって本当に怖いし、中杉通りで十円玉をもった子どもを見るだけでもぼくは背筋が凍る、もといリアウィンドウ筋が凍る思いをしていますけどね!
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そして前作から引き続き、ぼくのような四輪車だけでなくバイク、ボート、飛行機などにも搭乗でき、オアフ島という土地を多角的に楽しめるというわけです。贅沢なことこのうえないですね!
豊富なマシンラインナップと「PLAYLIST」
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本作にはクラシックカーやEV、日本車など様々な種類のマシンが登場します。その総数はなんと600種類超。ひとつのマシンに1分乗るとしても600分かかります。これはほんとにすごいボリュームですよね!
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今作でのヒーローカー、つまり主人公ならぬ主車公にはランボルギーニ・レヴェルトが抜擢! 詳しくは後述しますが、めっちゃ映えるハイパフォーマンスEVのスポーツカーがクルマの祭典で華々しくピックアップされます。ちなみに実際のランボルギーニ・レヴェルトの販売価格は約6,600万円になる予定だそう(フルプラのゲームが7,000本以上買えますね)。そんなスーパースポーツカーでオアフ島を都市から山まで爆走できるのですから、そういう意味ではお得な体験と言えるかもしれません!
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600車種となると全種味わい尽くすのは大変ですが、様々な車種にフィーチャーした「PLAYLIST」という仕組みを通して、いろいろなマシンを無理なく試せるようになっています。上図は「Made in Japan」というPLAYLISTで走行しているところで、トヨタ・スープラとしてネオンがけたたましく輝くウソ日本的なコースを爆走できました。『ザ クルー:モーターフェス』では、その他にも寺社仏閣のような……あるいはアジアンな建築も探索できたりします。
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続く「Off-Roading」では、四輪駆動の肉体美を持つガッチリ系のクルマがたくさん登場します。やっぱオフロード走るならデカいクルマ。デカいものはシンプルに強いのです。デカいものはシンプルに強いのです。泥まみれになったクルマたちはとてもたくましく、思わずフロントグリルの下を伸ばしてニヤニヤしちゃいますよね……。おっといけない! つい口がスリップしてしまいました。ここからはコンプラ的にも安全運転で進めてまいります。
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次のPLAYLISTは「Motorsports」。ハイスピードでサーキットを駆け抜けるプレイリストです。いわゆるフォーミュラカーなクルマに乗って、ピットインのタイミングも意識しながら走行するという戦略性のあるレースが楽しめます。ガッチリ系のデカいクルマもイイですが、フォーミュラカーは機能美がたまりませんし、どこか蠱惑的ですらあります。
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「Motorsports」のPLAYLISTでは、他と比べて硬派なレースを体験できます。こういうオープンワールドのレーシングゲームで「タイヤの摩耗」を含むような本格派フォーミュラカーレースがプレイできるのはなかなか珍しい……って、一緒に遊んだゲームライターの人が言ってました。
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「Vintage Garage」というPLAYLISTでは、クラシックカーに乗って古き良き時代ならではのレースを楽しめます。急激にスピードを上げる「ニトロ」やマップの行く先を示す「GPS機能」も、当然この「Vintage Garage」では存在しません。
『ザ クルー』だけでなくユービーアイソフトタイトルを遊んできた方なら「路上などに現れるナビゲーション」にお世話になったことも多々あったでしょうが、このPLAYLISTではそれも使えないということ。とは言え難易度が爆上がりするわけではないし、クラシックな雰囲気をたっぷり味わえることうけあいです。
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そして最後に紹介するのは「Lamborghini」です。このPLAYLISTでは、その名の通りランボルギーニのクルマが走りまくります。先ほど触れた“ヒーローカー”が活躍する、まさに『ザ クルー:モーターフェス』の花形とも言えるレースを体験できます。
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最新のフラッグシップモデルである「ランボルギーニ・レヴェルト」を始めとした、美しくハイスペックなスーパーカーによる大迫力のレースが展開。スクショに写ってるクルマを全部実際に集めたら、たぶんマンションとか買える値段になっちゃいます。マンションに乗ってもすごい速さで走ることはできないのに、変な話ですよね。
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また、先述のとおり飛行機やモーターボートのようなクルマ以外の乗り物も登場しますし、『ザ クルー2』をプレイしていた方だったら、なんと前作で所持していた乗り物を引き継げちゃいます。引き継ぎ対象となるのは『ザ クルー2』で集めたマシンとバニティ。一部のマシン、ブランド、マシンカテゴリーはローンチからすぐのタイミングでは引き継げませんが、これはめっちゃ画期的ですよね!
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600種を超えるクルマがハワイ・オアフ島で様々なレース&アクティビティと共に迎えてくれる『ザ クルー:モーターフェス』は、PC(Epic Gamesストア, Ubisoft Connect)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに9月14日より発売中! スタンダード・エディションに加え、「YEAR 1 PASS」が付属するゴールドエディション、更に「FITTED ULTIMATEパック」も収録するアルティメットエディションと3種のラインナップでリリースされています。
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「YEAR 1 PASS」では「The DODGE CHARGER SRT HELLCAT REDEYE WIDEBODY 2023」「The CHEVROLET CHEVELLE SS 1970」「The BMW M4 COMPETITION COUPE 2021」の3台のマシンがすぐに利用可能。以降も毎月2台ずつマシンが手に入り、1年間で合計25台を入手できます。オアフ島で開催される祭典を楽しみたい方はぜひ公式サイトから詳細をチェックしてみてください!
『ザ クルー:モーターフェス』公式サイト