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ブラックスパイダーマンのアクションがド派手で爽快!滑空アクションでマップ移動も楽しい『Marvel's Spider-Man 2』ハンズオン

PS5専用となった『Marvel's Spider-Man 2』を実際にプレイし、PS4ベースで開発された過去作からどのように体験がアップグレードされたのかハンズオンをお届けします。

連載・特集 プレイレポート

今や世界で知らないものはいないアメコミヒーロー「スパイダーマン」を極上のアクションゲームへと落とし込んだシリーズ最新作『Marvel's Spider-Man 2』が10月20日に発売されます。

発売が迫る9月某日、米ロサンゼルスにて世界中のメディアを招いた『Marvel's Spider-Man 2』のイベントが実施。会場では開発者へのインタビューのほかに本作のプレイアブルデモも披露されました。

本稿では、PS5専用となった『Marvel's Spider-Man 2』を会場で実際にプレイし、PS4ベースで開発された『Marvel's Spider-Man』や『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』からどのように体験がアップグレードされたのかハンズオンをお届けします。

別の記事では本作のシニアクリエイティブディレクターのBryan Intihar氏のインタビューも実施していますのであわせてどうぞ!

PS5専用だから可能になった「スパイダーマン」アクション

2018年にPS4向けタイトルとして発売された『Marvel's Spider-Man』は、ニューヨークのマンハッタン島を再現したオープンワールドマップと、そこをウェブ・スイングで縦横無尽にかけめぐることができるアクションが魅力の作品でした。もう1人のスパイダーマン「マイルズ・モラレス」を主人公としたPS4/PS5向けスピンオフ作品『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』では、前作をブラッシュアップし、PS5版は新たなコンソールの性能を遺憾なく発揮した美しくグラフィックとストレスのないプレイ体験が魅力でした。

PS5専用となる『Marvel's Spider-Man 2』は、前作から約2倍の広さとなったマップや、DualSenseのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーを活かしたギミック、そしてスパイダーマンの世界では重要な存在である宇宙生命体「シンビオート」の登場などが大きな特徴となっています。

さらに突き詰められたプレイヤーが「スパイダーマン」になれる体験

メディア向け会場でプレイできたのは本編の中盤付近のミッション。スパイダーマンはすでにシンビオートに寄生されたブラック・スパイダースーツを着用している状態です。本編ではマイルズと切り替えながらのプレイが可能ですが、デモ版ではストーリー進行にあわせて切り変わってのプレイでした。

アクションは、前作までの操作から、敵の攻撃を弾くパリィやシンビオートorマイルズ特有の技が追加。移動には、スイングやジャンプの他にウイングスーツのように滑空するアクションが追加されています。スパイダーマンのアクションが増えたのと比例して、敵の攻撃バリエーションも豊富に。一部の敵は回避できない攻撃を行ってくるため、一定のタイミングでパリィで弾いての反撃が必要になってきます。

パリィのタイミングは、攻撃してくる敵のマーカーが黄色から赤に変わる瞬間があるのでそれにあわせてL1ボタンを押すのみ。ただでさえ多彩なアクションにパリィの要素も入ってくるので、敵と乱戦時の操作はなかなか複雑に。ただ、これはプレイしていくうちに慣れていくと思います。

ブラックスーツを着用したスパイダーマンによるシンビオートのアクションは、L1ボタンを推したまま任意のボタンを押すことで発動。どれも強力な技で敵を薙ぎ倒すことができますが、次使えるまでのチャージの時間がR1と任意のボタンで発動できる通常技よりも少し長めとなります。(マイルズをプレイしている場合は同操作でマイルズ専用の技が発動)

また、すべてのアクションにはDualSenseで独自の振動を感じるられるようになっており、一部の謎解き要素ではトリガーの押し込みの強弱と振動を活かしたギミックも用意されていました。

地下も追加された広大なマップと滑空アクションの心地よさ

マップは、前作までのマンハッタン島に加え、ブルックリンとクイーンズも追加。実際にニューヨークで暮らしたことがある筆者としても再現度は非常に高く感じ、飛び回るだけでも非常に楽しく、新しい発見が常にあります。地上では街で暮らす人々や、デモを行っている団体がいて、写真撮影することであらたな情報が手に入るなどの仕掛けも。スワイプでの高速移動だけでなく、足での移動でも新しい発見と出会えます。

移動については、新たに「滑空」ができるようになったことでよりスムーズな長距離の移動が可能となりました。滑空は、基本的にはスイングやジャンプで高所まであがり、そこからすこしずつ高度を下げながら前方に移動していくというもの。あくまで滑空なのでそのままずっと飛ぶことはできませんが、勢いをつけて少し高度をあげながら滑空できる距離を伸ばしたり、マップ上にある気流に乗って長時間飛行したりもできます。

また本作のマップは、サイドミッションなどのイベント発生ポイントやバックパックの位置などがより視覚的になって探索がしやすくなっているのもポイントです。デモ版では敵の飛行メカなど過去作以上にいろいろなものを目にしました。

また、本作ではニューヨークの地下の探索要素も追加されていますが、PS5のハードスペックを活かして地下と地上の場面転換やファストトラベルにロードを感じさせないのもグッドです。

最高の「スパイダーマン」体験がそこに

すでに過去2作は「スパイダーマン」を元にしたゲームの決定版との呼び声が高かったのですが、本作はさらにそれを上回る内容となっていると感じました。さらに広くなったニューヨークを駆け巡る気持ちよさと歯応えのある敵との戦闘、PS5専用にしたことで可能になった数々の技術や体験は、過去作のファンも、そして本作から入ってくるプレイヤーも十分に楽しめるものになっています。

『Marvel's Spider-Man 2』は、PS5向けに10月20日発売予定。価格は8,980円(税込)です。


《蟹江西武》

十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

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  • スパくんのお友達 2023-09-16 17:02:00
    今まで割とシンビオートスーツが単なるパワーアップ的な表現多かったからここまでしっかりとしたシンビオート感なのは楽しみ。
    マイルスとの棲み分けも出来るし、シンビオートモードはある程度話進めば自由に変えられるのかそれとも…
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2023-09-15 15:28:28
    コスチューム多いのはいいけど、スパイダーバースのグウェンがめちゃくちゃ可愛かったから女の子スパイダーマンモードも欲しいなあ
    11 Good
    返信
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