
オーイズミ・アミュージオは9月21日より4日間にわたり、東京ゲームショウ2023に出展。コナミデジタルエンタテインメントのブースにて、パートナータイトルとして3作品の試遊台を用意しており、本記事では2023年10月19日発売予定の『DriftCE』のプレイレポートをお届けします。
とにかくリアルの追及にこだわった“ニッチな”タイトル

『DriftCE』はドリフト好きにとっては「聖地」である伝説の“エビスサーキット”を完全再現したほか、スクールコースや東西南北のコース、新峠コースなど12種以上のコースをゲーム内に実装。また、公式ライセンスを取得したToyota、Mazda、Nissan、Subaru、BMW、Fordのドリフトカーを収録しています。
TGS会場では発売に先駆けて「クイックレース:チャレンジモード」を初公開していますが、体験プレイではモードにこだわらず、製品版に実装されている全コースと車種を選んで遊べます。


『DriftCE』の大きな特徴は単なるレースゲームではなく「とにかく美しいドリフトを決めること」に重点を置いているドリフトシミュレーションであること。コース上できれいにドリフトが決まればポイント加算、逆に操作を誤りコースアウトするとポイント減となります。
ガレージでは各種パーツやカラーリングを選び、自分だけのカスタムカー制作が可能。ここでも、ゲームならではのぶっ飛んだ組み合わせやピーキーな性能の車を生み出すのではなく、担当者いわく「とにかく徹底的にリアルカーの再現を追及しました」とのこと。



「タイムを競うのではなく、美しい軌跡を描くドリフトの練習を一人でコツコツ積む。そういったプレイヤーさんが多い」「ニッチなゲームであることは承知しています」との話でした。
『DriftCE』はPS4/PS5向けに2023年10月19日発売予定。価格はパッケージ版が4,840円、ダウンロード版が4,400円(いずれも税込)です。