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Valveの携帯ゲーミングPC「Steam Deck」について、その性能を向上させた新型は今後2、3年のうちにはでないということが海外メディアのインタビューによって明らかになりました。
軽々しく変更できない
ValveでSteam Deckの開発に関わるPierre-Loup Griffais氏は、海外メディアThe Vergeのインタビューに答える形で新型についての考えを明らかにしています。それによるとSteam Deckが一定のパフォーマンスをデベロッパーに提供し、どのSteam Deckでも同じゲームがプレイできるということを重視しているとのこと。そうした理由からパフォーマンスレベルを変えることは軽々しくできることではなく、大幅な性能向上が見込める場合に新型を検討するとしています。
またそうした性能向上が電力効率やバッテリー寿命に代償をもたらすものであってはいけないともしており、そうした技術的な飛躍は今後2、3年ではこないだろうと近いうちに新型が出る可能性を否定しています。
新型の開発には着手
なお2022年12月には、The Vergeに対してGriffais氏がLawrence Yang氏とともにSteam Deckの第2世代となる新型について答えています。それによると両氏は改善したい点は画面とバッテリー寿命であると明らかにしています。
一方で性能については今回と同様に、パフォーマンスレベルを長く維持することが重要であると述べられており、短いスパンで性能向上版をだすべきでないという方針は変わっていないようです。