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やってきました「東京ゲームショウ2023」!新型コロナウイルス感染症の影響もあり、僕がTGSに行くのは実に4年ぶりです。久しぶりのTGSでハイテンションになりながら、面白いゲームをたくさん見つけてきました。
◆衣食住ナシからメイド喫茶の店長へ!
まず最初に紹介するのは、Adventurer's Tavern(冒険者酒館)が手掛け、PLAYISMから発売される『電気街の喫茶店』!本作は、大阪のオタクの街・日本橋を舞台にしたメイド喫茶スローライフアドベンチャーだ。ブラック企業を辞めた主人公が、ひょんなことからメイド喫茶の店長代理となり、休業状態の喫茶店を立て直すべく奔走していく。
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ブラック企業を辞めて衣食住を失った主人公がやって来たのは、人気のない寂れた喫茶店。店内には古びた家具、レトロなテレビゲームなんかも設置されている。こういう内装の喫茶店って良いよなあ。
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ついつい眠りこけてしまった主人公を優しく起こしたのは、メイドの神岸白ちゃん。早速何か注文をしようと思ったけど、実はこの喫茶店はオーナーが不在のため休業状態で、出せるメニューが何も無いのだという。
それでも頑張ってコーヒーを淹れてくれようとしたんだけど、白ちゃんは割とポンコツ少女らしく、結局主人公が自ら淹れることに……。
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使う材料はプレイヤーが自由に選べるのか。製品版では色んな飲み物が作れそうでワクワクするな!
そして仕上げはメイドさんが「美味しくなあれ」とおまじないをかけてくれ……って僕もやるの?
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お、美味しくなあれ!
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その後、主人公は住み込みの待遇につられ、店長代理として店を任されることになった。だが、店のメイドさんは白ちゃん一人しかいないので、新しいメイドさんを勧誘するために街の散策を始める。これはつまりデートだ!
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街での行動は、左右に移動する横スクロール式だ。実在の店舗を模したコンビニや映画館、ゲームセンターに駿河屋など……って、駿河屋ってあの駿河屋!?レトロゲームの購入で、よくお世話になっております!
これらの店舗は、実際に入って買い物や映画鑑賞も出来たぞ。今回はデモ版なので、先のことは考えず、主人公のなけなしの財産を散在しまくっちゃったぜ!
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そうこうしている内に日は暮れて、なんの成果もないまま一日が終わる。このままでは僕がメイドもやらなきゃいけなくなるのか……?
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そんなしょーもない心配をしていると、新たなメイド候補になりそうな女の子たちが現れ、デモ版は終了した。
前述した駿河屋以外にも、ソフマップやスーパーポテトといった、現実に実際に店舗がある企業とタイアップをしているため、伏字や変名などせずそのまま再現されているぞ。
オタクの街といえばアキバばかりが取り上げられている中で、よくぞ大阪の日本橋を舞台にしてくれた!と、大阪出身の僕は拍手を送りたい!
デモ版では顔見せ程度だったメイド候補の女の子や、飲み物を入れるシステムなど、製品版ではどう関わってくるか楽しみだ!
『電気街の喫茶店』は、PC(Steam)向けに2024年リリース予定です。
¥9,680
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)