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セガサミーホールディングスは9月28日、主に欧州拠点におけるコンシューマ分野(エンタテインメントコンテンツ事業)の構造改革実施を発表しました。
改革の実施内容として、『Hyenas』および未発表の開発中タイトルの一部中止が現時点で決定。『Hyenas』は、2022年6月にセガとCreative Assemblyから発表されたマルチプレイヤーシューターで、地球と火星を行き来する貨物船を舞台に、広大なマップでPvEvPを繰り広げるFPSタイトルでした。
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上記のような構造改革実施の背景として同社は、コロナ禍における巣ごもり需要からの反動減、インフレなどによる経済環境の悪化など、特に欧州地域におけるコンシューマ分野を取り巻く事業環境の急速な変化により、収益性の悪化を挙げています。
また、上記内容の実施に伴い2024年3月期において約143億円の損失を計上する見込みです。
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