ドラガミゲームズ代表の安田善巳氏は、2024年夏発売予定の『Lollipop Chainsaw RePOP』のゲームデザインをリメイクからリマスターに変更することを明らかにしました。
ジェームズ・ガン×SUDA 51のセクシーバイオレンスACT
『ロリポップチェーンソー』は、2012年にPS3/Xbox 360向けに発売されたアクションゲームです。セクシーチアガールでゾンビハンターファミリーの次女であるジュリエットを操り、チェーンソーや格闘で次々となぎ倒していきます。ぶっとんだ世界設定やハチャメチャなシナリオが特徴で、コメディ調の作品となっています。
ディレクターのひとりが『ノーモア★ヒーローズ』で知られる須田剛一氏、脚本のひとりが後に映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ザ・スーサイド・スクワッド」などで知られることになるジェームズ・ガンと、豪華なスタッフにより制作され、2014年には全世界累計販売本数が100万本を突破するなどヒット作となりました。
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現在本作の権利は角川ゲームスから安田氏が代表を務めるドラガミゲームスへと移行。須田剛一氏やジェームズ・ガンは関わっていないものの、原作ではプロデューサーという立場であった安田氏が主導して作り直されています。
RemakeからRemasterに?
当初は「リメイク」として発表されていた本作ですが、安田氏はポストで「皆さんの要望を踏まえ、ゲームデザインをRemakeからRemasterに変更しました……!!」と発表。どのような意図があるかは不明ですが、ゲームプレイを含む多くの要素が原作準拠になる可能性が考えられます。
とはいえ本作はかねてより「限りなくリマスターに近い」と明かされており、一部版権楽曲・版権付きコスチュームを除きストーリーやCGテイストを変えることはないと述べています。そのため、どの程度影響があるのかは不明ですが、これまでの情報と照らし合わせるに、「諸事情により気軽に触れづらい状況を解消する」という『RePOP』版のねらいには支障はなさそうです。
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『Lollipop Chainsaw RePOP』は2024年夏に発売予定。プラットフォームなどの詳細は明らかになっていません。