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動画配信やチャット、また「Twitchドロップ」などでも馴染み深いライブ配信サービス「Twitch」ですが、スイッチ版が2024年1月末にサービスを終了することが判明しました。
海外時間11月6日にニンテンドーeショップ上での提供が中止され、2024年1月末にサービスが終了しアプリが使用できなくなるとのことです。
スマホがあればモバイル版で代替可能、機能制限の多さも不人気の一因か?
Twitchはゲームの実況配信などを中心に発展してきたライブ配信サービスで、eスポーツイベントでの実況中継など動画が主な要素となる様々なイベントで活用されてきました。
また、一定時間動画を視聴することでゲーム内での特典を入手できる「Twitchドロップ」なども有名で、ゲーム会社からも積極的に活用されてきたサービスとなっています。
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スイッチ版「Twitch」は2021年11月からスイッチのeShopにて配信が開始されましたが、チャットメッセージの投稿・閲覧やアプリ上での動画チャンネルの登録、またプレイ動画の配信といった、Twitchには欠かせない主要な要素が使えない点などが問題視されていました。
また、スマホなどのモバイル版により代替可能な点などと合わせて、今回の決定に至ったと考えられます。
今回のサービス終了に際し、まず海外時間11月6日にニンテンドーeショップ上での提供が中止され、その後2024年1月末にサービスが終了しアプリが使用できなくなるというスケジュールとなっています。
一連の決定に関連して、TwitchはThe Vergeに宛てて声明を発表し、同社のグローバルコーポレーションコミュニケイト担当のGabriella Raila氏の名前で「スイッチからの撤退は我々にとって困難な決定だった。」とし、「任天堂は変わることなく価値あるパートナーで有り続ける。そしてTwitchと我々のストリーマーに対しスイッチのコミュニティが行なってきたあらゆる協力に対し深く感謝する。」とも語っています。
今回、サービスが終了するのはあくまでスイッチ版のみでウェブ版およびモバイル版は引き続き使用が可能。Twitchはスイッチ版からの乗り換えをユーザーに呼びかけています。