任天堂は11月8日、人気アクションアドベンチャーゲーム『ゼルダの伝説』を題材にした実写映画作品の企画開発開始を発表。その監督を務めるウェス・ボール氏は、13年も前にX(当時のTwitter)で『ゼルダの伝説』の映画を手掛けたいと投稿していたことがわかりました。
◆13年越しに夢叶う
実写「ゼルダの伝説」のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローで『ゼルダの伝説』生みの親である宮本茂氏と、実写版「アンチャーテッド」や「スパイダーマン:スパイダーバース」を始めとした数々のヒット作に携わり、マーベル・スタジオの設立者兼元CEOであるアヴィ・アラッド氏が共同で担当します。
監督は、「メイズ・ランナー」シリーズや、「猿の惑星/キングダム(2024年初夏公開予定)」でメガホンを取ってきたウェス・ボール氏が務めます。
大役に抜擢されたウェス・ボール監督は、この発表から遠い昔、2010年1月29日に自身のXにて「それを監督する機会は、私にはとうてい望めないが...次のモーションキャプチャのアバターのような大型映画は...ゼルダの伝説であるべきだ」と投稿していたのです。
2010年はニンテンドーDS・Wiiの全盛期であり、シリーズで言えば『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(2011年発売)が出たような時期です。「ゼルダの伝説」映画化の話も当然なかったはず。
またウェス・ボール監督は今年6月に、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を“こっそり”プレイしていたことも投稿しています。
13年越しに夢を叶えたウェス・ボール監督がどのような『ゼルダの伝説』を描くのか、期待が高まります。