新型モデルの発売が発表され、再注目を浴びるValveのポータブルゲーミングPC「Steam Deck」ですが、今回発表されたモデルはあくまで第1世代のアップグレード版であると開発者が語りました。
新型は顧客のフィードバックに基づく改善モデル
プロダクトデザイナーのローレンス・ヤン氏が海外メディアのブルームバーグに語ったところでは、新型の「Steam Deck OLED」は発売からの何か月にも渡る顧客からのフィードバックに触発されて生まれたものだとのこと。ディスプレイの改善やバッテリー寿命の延長、冷却性の向上といった細かな改善はあるものの劇的なパフォーマンスの変化が期待できるものではないとしています。
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ヤン氏は「実現できていればと願っていたことの全てです。」と語るとともに、発売当初同社と消費者を悩ませた流通の問題についても、今回は回避できそうであることを自信をもって述べたといいます。
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次世代機は2~3年後と語るも、高い開発意欲示す
ヤン氏曰く、チームは「次世代」のパワーを持つ「Steam Deck 2」へ取り組む予定と話しましたが、実際に入手可能になるまではまだ2~3年がかかると発言。これは過去にインタビューへ回答した開発者の意見と一致しています。
ヤン氏は「私たちはSteam Deckに多大な投資を行っており、社内の多くの人がこの製品に熱意を持っています。」と社を挙げての開発意欲の高さを表明。まだまだ先の話ではありますが、次世代「Steam Deck」への期待も高まります。