11月12日に秋葉原で開催されたデジタルゲームの展示・即売会「デジゲー博 2023」。今回はインディーゲームスタジオ「フロシキラボ」の開発したアクションノベルADV『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』をご紹介します!
彷徨える幽霊を「5秒で」正しく導け!慌ただしいが"難しすぎない"電話対応
本作の舞台となるのは死者の世界、冥界……のコールセンター。プレイヤーは主人公の「ヴァニタス」となってコールセンターに就職し、下界に住まう幽霊たちのサポートをこなします。
幽霊たちが置かれている状況はさまざまで、救助を求めていたり、冥界への道に迷っていたり、なんなら今まさに除霊されそうになっていたり……。とにかく、そんな幽霊たちからの電話から状況を判断し、警察(死神の部隊)や救急など、正しい連絡先に繋ぐのが主な仕事となります。
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しかし幽霊たちからの電話は5秒間しか通話ができないうえに、複数の幽霊から同時に電話がかかってくることも。一見するとそれぞれの内容を短時間で判別していくのは難しいようにも感じますが……本作では幽霊のメッセージの要点は太字で表示されるため、そこさえ見落とさなければなんとか対処が可能となっています。
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実際に展示されているものをプレイしてみたところ、複数のフキダシから同時に幽霊のメッセージが流れてきましたが、前述の通り太字の部分に注目することで、順番に対処することができました。
「5秒」という制限時間もプレイするまでは短すぎるようにも思えましたが、いざやってみるとかなり「ちょうどいいテンポ感」で進んでいくのもクセになるポイントで、「アクションノベル」というジャンルの表現はたしかにピッタリだと感じました。
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また、リズミカルなBGMや世界観のあるキャラクターデザイン、そして彼らが織り成すストーリーなど、ノベルゲームでありながらもカジュアルに楽しめる工夫が凝らされている作品といえます。
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Game*Sparkでは本作の斬新なアイデアなどについて聞いた開発者ミニインタビューも掲載していますので、ぜひこちらもあわせてご確認ください。
Steamでは配信中、ニンテンドースイッチ版も2024年初頭に登場予定!
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また、本作は2024年の初頭にはニンテンドースイッチ版の登場が予定されています。コールセンター所長の「アルス」にフォーカスしたストーリーや新規イベントなども追加され、さらなるボリュームアップを果たす本作に注目です!
今回ご紹介した『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』は既にSteamで配信されており、デモ版も配信中です。本作の「慌ただしいけど難しすぎない」電話対応や、個性的なキャラクターが織り成すストーリーを体験できます。