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Embracer Groupと子会社のSabre Interactiveは、『Day of Infamy』『Insurgency』シリーズなどで知られる開発スタジオNew World Interactiveの人員削減が行われたことを発表しました。
『Insurgency: Sandstorm』と未発表IPの開発は継続
海外メディアInsider GamingがSabre Interactiveに行ったインタビューによると、New World Interactiveの組織再編に関連して人員削減が行われたとのこと。同社では可能な限りスタッフを引き続き採用する努力をするようですが、退職することになるスタッフへの退職金も用意しているとしています。
また、同スタジオが配信中のミリタリーFPS『Insurgency: Sandstorm』と現在取り組んでいる未発表IPタイトルに関しては、今後も開発を続けていくことをアナウンスしています。
Embracer Groupは2023年6月にリストラプログラムを発表
2023年6月にEmbracer Groupは、自社グループのコスト削減や経営効率化を目的とした「リストラプログラム」を発表しています。このプログラムでは、スタジオ閉鎖や人員削減、未発表プロジェクトの中止および停止、サードパーティーのパブリッシング事業縮小など、多くの計画を2024年3月までに実施することが計画されています。
また、2023年8月にはサウジアラビアのSavvy Games Groupとの契約が破綻したことが報じられています。Embracer Groupでは、子会社のZen StudiosやDigicでレイオフを実施したことや、2023年9月に『セインツロウ』開発スタジオVolitionの閉鎖、さらに『ボーダーランズ』で知られるGearbox Entertainmentの売却を検討していることも複数のメディアで報じられています。