苦痛と拷問の世界のゴア特化ソウルライクACT『Morbid: The Lords of Ire』装備を組み合わせて自分だけのスタイルで楽しめる爽快＆高難度アクション【今週のインディー3選】

Game*Spark編集部がオススメする12月第1週の特選インディー3選をお届け！

今週は、ホラー＆ゴア要素が特徴の3D化したソウルライクアクションRPG『Morbid: The Lords of Ire』、ネコ農業シム・アドベンチャー『Snacko』、枕で叩き合う安全安心な2.5D格闘ゲーム『Pillow Champ』の3本です。

Morbid: The Lords of Ire

本作は、インディーデベロッパーStill Runningが現在開発中のソウルライクなアクションRPGです。同デベロッパーが2020年12月に発売した2Dアクション『Morbid: The Seven Acolytes』の続編にあたり、グラフィックが2Dから3Dへと大きく変更されています。

王国を救った前作より数年後の世界を舞台にしており、引き続き女性主人公である英雄ストライバーとして、邪悪な神々ガハールに対峙していきます。ゲームシステムは3D化したことにより、『DARK SOULS』シリーズのようなアクションを特徴としており、敵の一撃が致命傷につながるスリルある戦闘を楽しめます。

戦闘ではガードやローリング、ステルス攻撃などに加え、多彩な武器のスタイルとルーン、祝福の力を組み合わせて、自分だけのプレイスタイルを生み出せるとのこと。

プレイヤーは凍てつく山地や腐敗した都市など、5つのリージョンを探索し、邪悪な力によって汚染されてしまった世界を、命を賭けて浄化していきます。狂気の淵まで肉薄するか、正気の光の中を歩んでいくか、リスクと得られる対価を天秤にかけ、自分自身の道を進まなくてはなりません。

先日には、ゲームの基本的な操作を学べる体験版も配信されています。体験版は日本語には非対応ですが、製品版では日本語にも対応して配信予定です。

Snacko

夫婦がメイン開発を務めるデベロッパーBluecurse Studiosは、ネコの農業シム・アドベンチャーゲーム『Snacko』の早期アクセスを開始しました。

『Snacko』は、都会暮らしのシティガール子猫のモモが9時から5時のオフィスワークに嫌気がさし、幼馴染のミカンと一緒に呪われた島に移住し新しい暮らしを始める、というアドベンチャーゲーム。ちなみにモモとミカンは開発者夫婦の飼い猫であり、公式サイトではその可愛らしい姿の写真を見られます。

本作では、はじめは小さな集落からスタートして畑を耕し、魚を釣り、建物を作ってさびれた村をよみがえらせるクラフト要素と、村から街へ発展させていくシム要素を持ち合わせています。家具や畑の道具など、あらゆるものが素材集めからの自作＆自給自足生活であり、時には島に広がる瘴気の謎やモンスターが出現する原因を突き止めるため、島を探索していくことも。古の女神の力を借り、呪いを解いて本当の意味で島をよみがえらせることが、モモとミカンの目標となっています。

街を発展させるには生産と建築が重要に。可愛い動物や季節の作物がいっぱいの農場を作ったり、豊富な飾りつけやデザインを施しユニークな住人を呼び込んだり、島を探索して新しい資源を見つけたり、さまざまな遊び方で自分だけの街を形作っていきます。

早期アクセスの現時点でもストーリーは最後までプレイ可能としており、釣りや養殖、クラフト、探検、NPCとのロマンスなど多くのコンテンツが楽しめます。正式版までには、コントローラー向けのサポートの改善や工芸品の追加、鉱山の魅力向上、結婚後の生活拡張、家の拡張とカスタマイズなどの追加が予定されています。また、ストアページでは日本語非対応の表記となっていますが、キャラクターのセリフや一部UIは日本語化済みです。

Pillow Champ

本作は、枕で叩き合う競技である枕たたきにより世界平和が実現したという2024年の世界で、再び枕たたきを闇の世界に引き戻そうとする謎の集団「枕騎士」の謎に迫る2.5D格闘ゲーム。キャラクターを強化していくことができるシングル専用のキャリアモードやローカル対戦、ロールバックネットコードに対応したオンライン対戦などを楽しむことができます。

枕チャンピオントーナメントに出場する選手はそれぞれが個性豊かな技を持つ8人。さまざまな文化のダンス、武術、エクササイズにインスパイアされたムーブをアクションに取り入れており、蹴りや投げなど、いかなるムーブにおいても枕を用いています。開発によると、その内容は『ストリートファイターII』を思い起こさせる仕上がりになっているとのことです。