※注意※
本記事には『バルダーズ・ゲート3』のネタバレが含まれます
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Larian StudiosのRPG『バルダーズ・ゲート3(Baldur's Gate 3)』に関して、とあるファンと開発者の間での交流が話題となっています。
アルツハイマー病の父がゲーム内NPCに
事の発端は本作のファンであるSolfalia氏で、同氏は2020年10月に早期アクセスが開始されたばかりの『バルダーズ・ゲート3』について、感謝の言葉をフォーラムに投稿しています。それによると本作を楽しみにしていたという同氏の父はアルツハイマー病と診断されていたため、早期アクセスリリースのおかげで一緒にプレイすることができそうだということでした。
そして2023年8月に正式リリースされ、序盤以降もプレイできるようになりましたが、そこに含まれていた内容についてSolfalia氏は再びフォーラムにて感謝を述べています。実際にアルツハイマー病が進行しすぎる前に父と一緒にプレイすることができたという報告から始まる同投稿では、本作のライターとやり取りがあったということが明かされています。
同氏が「スーパーライター」と呼ぶその人物からは、同氏の父を称える内容をゲームに含めても良いか確認されたとのこと。提案を受け入れて父の詳細を伝えた同氏が正式リリース直前に「スーパーライター」に教えてもらったというその内容とは都市「バルダーズ・ゲート」に存在する地下室と、そこにいるNPC「Golbraith Stredivas」であったということです。
引退したマインドフレイヤーハンターであるという「Golbraith Stredivas」は同氏の父に似ていたとのことで、そのセリフや地下室内にある書類や手紙に同氏が感動したということが述べられています。
「Golbraith」に関わっていたライターが共有
Solfalia氏による上記のコメントは2023年9月に投稿されていたものですが、本件についてXに投稿された内容をLarian StudiosのライターRachel Quirke氏が引用。Quirke氏は「スーパーライター」ではないものの「Golbraith」に関わっていたことを明かしています。
また同投稿には同社CEOのSwen Vincke氏も反応。「スーパーライターは素晴らしい人間だ」としています。
『バルダーズ・ゲート3』は、PS5およびWindows/Mac(Steam、GOG.com)向けに販売中。海外ではXbox Series X|S向けにも販売されています。