2024年1月5日(金)~2023年1月11日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。1週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―AIによるゲーミング補助機能付きのMSI最新モニター発表
2024年1月9日から2024年1月12日まで開催されていたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2024(CES 2024)にて、MSIはAI機能搭載モニター「MEG 321URX QD-OLED」を発表しました。
本モニターは32インチ画面に240Hzのリフレッシュレート、応答時間0.03msの4K QD-OLEDパネルと既存のモニターとしての性能もハイレベル。さらにtomshardware等の海外メディアによると、特筆すべき点として搭載されたAIチップによるゲーミング補助機能を持つといいます。
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CESの展示機ではその機能の内、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』に最適化しての敵出現位置予測機能「SKYSIGHT」と自機体力をモニター下部ライトで表現する「HEALTH INDICATOR」機能が紹介されました。SKYSIGHTは画面上のミニマップを分析して敵がどこから来るのかを認識するといい、画面上にアイコンを表示してそれをプレイヤーに知らせるというもの。MSIによると本機能は『LoL』のみならず、トレーニングアプリを利用することであらゆるゲームに対応するとのこと。トレーニングアプリはPCで処理されますが、トレーニング後の実際の利用時にはモニター側に搭載されたチップがすべての処理を担い、PCへの負荷はかからないそうです。
便利であることは疑いようがない本機能ですが、海外メディアなどでは便利すぎることに対しての心配の声も。恐るべきはあくまで処理がモニター内のチップで行われているため、ゲーム側が本機能の使用を検出するのは大変困難である可能性が高いことです。競技シーンではオンラインイベントでの公平性が損なわれる懸念が指摘されています。
4位―「古明地こいし」主役のメトロイドヴァニア東方Project二次創作『空想幻聞録』開発中
苹果核研究所(Apple Nuclear Institute)の污浊(muddy mood)氏は、東方Projectの二次創作ゲーム『空想幻聞録』を現在開発中であることを発表しました。
本作は、東方Projectの「古明地こいし」を主人公にした横スクロールの弾幕メトロイドヴァニアです。X(@muddy_mood)やbilibiliでは開発中の動画やスクリーンショットが披露されており、pixivなどで公開中の muddy mood氏によるイラストのような、落ち着いた雰囲気を漂わせるアートスタイルとなっています。
同氏はbilibiliにて2021年、主人公に「古明地こいし」が選抜された理由として“自身が「恋厨(同キャラクターのファンの意)」だから”と説明。プログラムに関しては「本当に難しい」と学びながら開発しているそうです。また、後には開発エンジンを「Unreal Engine4」から「Unity」へ移行したことや、リリース予定のデモ版には「魔法の森」「秘天崖」「霧の湖」の3マップが収録される予定などを明かしています。
3位―『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』機能追加などのアプデが全プラットフォームに配信
コナミは、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』のPS5/PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ版にVer.1.4.0となるアップデートを配信しました。
この度のアップデートで『METAL GEAR SOLID』や「BONUS CONTENT」においてスムージングのオン/オフ切り替えが追加。オンではなめらかに、オフではくっきりと描画されます。またゲーム画面設定も追加されているほか、ブラウン管テレビのような走査線が表示される画面フィルターも追加されています。
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さらに『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』において特定のカットシーンでのレーザーポインタが表示されない問題や、特定のシーンでフナムシが正しく表示されない問題、『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』において一部のフェイスペイントで解像度が低く表示される問題といった確認中とされていたものも修正されています。その他の追加・修正内容や画面例は公式サイトにて確認できます。
2位―放置できない忙しさが好評価の放置街づくりゲームが正式リリース【採れたて!本日のSteam注目ゲーム】
毎週月曜日から金曜日まで「早期アクセスや正式リリースを迎えて3日以内」「レビュー評価数が(好評・不評を問わず)100件を超えている」という条件に絞り、ジャンル問わず採れたての対象作品を紹介する「採れたて!本日のSteam注目ゲーム」。
2024年1月9日には、放置できない忙しさが好評価の放置街づくりゲーム『Factory Town Idle』などを紹介。『Factory Town Idle』は、好評価街づくりゲーム『Factory Town』を放置ゲーム化した街づくりシミュレーションゲームです。街に家を建設して、労働者と経済を管理し、終わることのない研究などが楽しめます。
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街ができたら、新しいバイオームにさらに街をつくることもでき、独自の資源を街と街の間で売買も可能です。多くのユーザーレビューでは、やることの多さと忙しさで“放置ゲームではない”と評されていますが、その忙しさやアンロック要素、クリッカーゲームとしても好評価を獲得しています。
1位―クロスプレイ対応のCo-opシューター『HELLDIVERS 2』PCフィーチャートレイラー公開
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、Arrowhead Game Studiosの開発するCo-opアクション続編『HELLDIVERS 2』のPC版に焦点を当てたトレイラーを公開しました。
PC版からキャプチャーしたというトレイラーでは、最大4K/60FPSのグラフィックで襲い来る巨大なエイリアンをなぎ倒す様子を鮮やかに描きます。また、PS5版とPC版のクロスプレイへの対応も発表されたほか、SteamニュースではPC版のシステム要件が公開されています。
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なお、プレイにはネットワーク接続とPSNアカウントが必要となります。また、Steamニュースにおいても「PS5向けPSプラスメンバーシップへの加入」が必要との表記がありますがPC版でも加入が必要であるか等の詳細は不明です。『Helldivers 2』はWindowsPC(Steam)/PS5向けに2月8日発売予定で予約受付中です。通常価格は4480円となります。
今週最も読まれたのはクロスプレイ対応のCo-opシューター『HELLDIVERS 2』の記事に!見下ろし型のACTだった前作からTPSにジャンル変更した本作がどうなるか楽しみに待ちましょう。