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近く発売が噂されているインテルのフラグシップCPU「Core i9 14900KS」ですが、フランスのネットショップにて掲載されていることが判明しました。
インテルからの公式発表は未だ行われていませんが、発売は着実に迫っている模様です。
最大6.20GHzの怪物CPU、インテルコンシューマ向け最速CPUでAMDの3Dモデルを猛追!
「Core i9 14900KS」は現在発売中の「Core i9 14900K」と同じコアながらも、14900KよりPコアで200MHz高い6.20GHz、Eコアで100MHz高い4.50GHzとより高クロックに耐えられる個体を選別したいわゆる選別品モデルです。
コンシューマ向けモデルとしてはインテル最速となるフラグシップモデルをもって、ゲーミングでは最適と名高いAMDのVキャッシュ版Ryzenを猛追することとなります。
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今回掲載が確認されたのは主にハードウェアを扱うフランスのネットショップPC21のサイトです。箱あり品とバルク品の両方が掲載されており、それぞれ税抜640.29ユーロと税抜627.19ユーロでおよそ日本円換算で103,400円と101,000円程度となっています。
あくまでインテルによる公式発表前なので、価格についてはあくまで参考程度となりますが現在「Core i9 14900K」のBOX品が9万円から13万円程度で販売されていることを鑑みてもこれ以上の価格設定となるのはほぼ確実と言えます。
ただし、性能面ではインテル製品の中でも最高峰と言える「Core i9 14900KS」ですがユーザーとして気になるのは熱や消費電力です。
テック系情報サイトwccftechによれば、ベンチマークサイトOCCTのデータから最大409.73Wの消費電力を、CPU温度で最大101℃の記録を確認したと報じるなど性能に比例してこちらも怪物級と思えるような値となっています。
積層技術を用いてゲーミング性能を伸ばしたVキャッシュ版Ryzenと、内部構成はそのままに純粋な周波数で勝負を挑むインテル。果たしてPCゲーマー必見の頂上決戦がどうなるかに注目です。