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Qualcommが開発中の新CPU「Snapdragon X Elite」ですが、 ベンチマークソフトGeekbench 6でのスコアが確認されました。
気になるその結果がAMDのラップトップ向けCPUのフラグシップモデル「Ryzen 9 7940HS」を凌駕するものであったことから、インテル・AMDに次ぐ第三勢力の登場に注目が集まっています。
スマートフォン向けでは有名なシリーズ、Win機でも実力発揮か?
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「Snapdragon X Elite」のGeekbench 6でのスコアはシングルコアで2574、マルチコアで12562。一方で「Ryzen 9 7940HS」はシングルコアで2300台からで、マルチコアで8000台からとなっており、シングルコア・マルチコアの両方で「Snapdragon X Elite」が優位となっています。
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予てからQualcommは「Apple M2を上回る性能」を謳っており、このスコアは確かにこの謳い文句に偽りなしと言えるものです。
もちろん今回明らかになったスコアはレファレンス機によるテストと思しきもので、最終的な生産モデルの性能を表しているわけではない点には注意が必要です。ですが逆を言えば今後最適化などを通じた更なる改良と向上にも期待できることから、最終的にはどのような性能の仕上がりとなるかが楽しみではあります。
Qualcommの「Snapdragon」シリーズはスマートフォン向けCPUとしては非常に有名ですが、Win機での実力は未知数です。インテルでもAMDでもない第三勢力の登場は、ゲーミングノート市場に波乱を呼ぶかもしれません。
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