さまざまなゲーム会社を抱えるEmbracer Groupについて、子会社であるGearbox SoftwareやSaber Interactiveを売却するという噂が立っています。
『ボダラン』や『STAR WARS: KOTOR』リメイク開発元が売却か
Embracer Groupはサウジ系ファンド・Savvy Games Groupからの20億ドルの投資が失敗に終わったことをきっかけに、スタジオの閉鎖や子会社の売却を検討しています。海外メディアBloombergの新たな報道では、Gearbox SoftwareとSaber Interactiveが売却の対象になるのではないかと伝えられています。
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Saber Interactiveは、『Crysis Remastered』やスイッチ版『ウィッチャー3』などの移植開発で主に知られるスタジオです。近年では『Painkiller』シリーズの新作や、開発難航中のBioWare名作『STAR WARS: Knights of the Old Republic』のリメイク版を開発しています。
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Gearbox Softwareは、人気ハクスラシューター『ボーダーランズ』シリーズで知られるスタジオです。近年はパブリッシング事業にも力を入れており、『Remnant II』や『Risk of Rain』シリーズ、『トライブス オブ ミッドガルド』などを発売しました。
相次ぐEmbracerの売却・閉鎖・解雇…
Kotakuの報道によれば、GearboxのCEOであるランディ・ピッチフォード氏は先日ミーティングを開催し、約1,300人のスタッフに現状報告を行ったとのこと。以前のミーティングでは「他のオーナーに売却するか、独立するか、Embracer傘下を続けるかといった状況に立たされていることを明かしたといいます。
Embracer Groupはこれまで様々な会社でレイオフやスタジオ閉鎖などを行っており、『セインツロウ』『Red Faction』で知られるVolitionや『タイムスプリッター』のFree Radical Designの閉鎖、『Deus Ex』シリーズ新作の開発中止およびEidos-Montréalや『Insurgency』シリーズのNew World Interactiveを対象にした人員削減などを行っています。
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サウジ系ファンドへの投資契約失敗から悪いニュースの絶えないEmbracer Groupですが、再び大手スタジオがに影響がありそうです。