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新作発表で不満続出『Temtem』厳しい状況を受けて開発元が説明―新しいテムテムや島の追加がない理由など

厳密にはMMOではなく、一部の人々を混乱させたことへの謝罪も含まれています。

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新作発表で不満続出『Temtem』厳しい状況を受けて開発元が説明―新しいテムテムや島の追加がない理由など
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Cremaは、モンスター収集RPG『Temtem』について疑問に思われていることに答える長文を投稿しました。

“非常に好評”のRPGだがここ最近は“やや不評”な状況に

本作はCremaが開発しHumble Gamesがパブリッシャーを務めるモンスター収集RPGで、「テムテム」と呼ばれるモンスターを収集し、育てたり戦わせたりしながら冒険する内容です。2020年1月に早期アクセスが開始され、2022年9月には正式リリースを果たしました。


記事執筆時点(2024年3月5日)でのSteamレビューは30,700件中83%が好評の“非常に好評”となっている本作ですが、直近の30日でのレビューでは143件中26%が好評の“やや不評”となっています。これは2月に新作『Temtem: Swarm』が発表されたことが切っ掛けであり、Steamレビューで最近の不評なものを見るとMMOなのに今後のアップデートが打ち切られることに不満を抱いているコメントが目につきます。

厳しい状況を受けてCremaが説明を投稿

この度Cremaは上記の状況に対しての説明を公式サイトにて投稿。不満の原因にもなっているMMOというジャンルについては、ストアにある近いものを選んだのであって実際は「MMOライト」としていたとのことです。また同社は様々な場所で本作がMMOと呼ばれることによって「一部の人々を混乱させたことを謝罪する」ともしています。

また新しい島や「テムテム」を追加しないことについても説明。9カ月かけて制作した新しい島が、多くのプレイヤーには6時間ほどでクリアされてしまい、プレイヤー数の定着にも貢献しないと明かしており、「テムテム」についても同じ状況であったようです。またPvP要素もある本作ではバランス調整にも多くの労力を要するとのことです。DLCとして新しい「テムテム」を含むものをリリースすることは、“pay-to-win”になってしまうために難しいとも触れられています。

さらに本作の今後について、パッチ1.7ではマイクロトランザクションが廃止されることや、パッチ1.8以降ではシーズンが追加されなくなることも告知されています。加えて「オフラインモードは考えていない」とも記されていますが、この部分についてXにて質問したユーザーに対して、同社はもしサーバーを停止することになった場合にはオフラインモードも含めて全てのプレイヤーがゲームを遊べる方法を見つけると約束しています。


『Temtem』は、PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/Windows(Steam)向けに販売中です。


PS5版 Temtem(テムテム)通常版
¥1,646
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

PlayStation 5(CFI-2000A01)
¥66,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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