Stray Fawn Studioは、新作ローグライクデッキ構築ゲーム『ダンジョンクロウラー(Dungeon Clawler)』を発表しました。ゲームは2024年にSteam早期アクセスにて配信予定です。
ダンジョン攻略の鍵はクレーンゲーム!?
本作は、累計200万プレイヤーを記録した街づくりゲーム『The Wandering Village』開発チームによる最新作。ローグライクデッキ構築と、日本のゲームセンターでお馴染みの「クレーンゲーム」を融合したゲーム性が特徴で、プレイヤーは運に見放されたウサギの主人公となり、さびついたクロウ(爪)を装着して奪われた左手を取り戻すための冒険を行います。
ゲーム内では豊富なカードの中から好きなものを選択することで、自分だけの装備(景品)が詰まったクレーンゲームが完成。掴み取った装備はそのままバトルで使用可能になります。ただし、強力な代わりに大きな景品を詰め込みすぎれば、何も取れずに戦闘に負けてしまうこともあるので注意が必要です。



また、ダンジョン内に隠された部屋を探したり、稼いだお金で強力な装備を得られるかも知れないパチンコ台に挑んだり、冒険で有利になる効果をアンロックしたり、さまざまな探索・強化要素も用意されています。「うさぎの足は幸運を運んでくる」と信じ、主人公の腕を切り取ってギャンブルで財を成そうとするダンジョンマスターの野望を打ち砕きましょう。


ゲームの特徴
デッキ構築:豊富なカードの中から選択して自分だけの景品(デッキ)が詰まったクレーンゲームを構築しましょう。アイテムの中には他のアイテムに影響を及ぼすものもあるので、注意深く選びましょう。
幸運のお守り:ゲームの進め方が大きく変わる強力なお守り。不幸もこれでへっちゃら。
秘密の場所:ダンジョンの隠された場所に足を踏み入れ、お宝を発見しましょう。同時に、奇妙で危険なものが見つかることも……。
運をつかもう:稼いだコインはダンジョン内のパチンコ台で使いましょう。運が良ければ冒険に役立つ強力なアイテムが手に入るかもしれません。
カスタマイズと永久アンロック:おばあちゃんのところへ行くと新しいセーターを編んでくれることがあります。服にはそれぞれ特性があり、冒険で有利な効果があることも。


3月25日から無料デモも配信予定
Steamで3月25日から開催される「デッキ構築フェス」にて、本作の無料デモが公開予定です。デモのプレイ時間は約1時間程度で、ダンジョンの隠し要素をはじめ、お守り、デッキ構築に役立つ40以上のアイテムなどを使用可能です。
なお、本作は「東京ゲームショウ」のために来日した開発メンバーたちが、日本のゲームセンターでクレーンゲームにハマったことで生まれたとか。同社の共同創設者Philomena Schwab氏からは、本作の開発経緯とともに、実際のクレーンゲーム筐体を会社に置くための「野望」を含めたユニークなコメントも届いています。
◆Stray Fawn Studioの共同設立者 Philomena Schwab氏のコメント
東京ゲームショウに参加するため日本を訪れた際、チーム全員でゲームセンターを訪れ、クレーンゲームとカプセルトイマシーンに夢中になり、膨大な時間(と百円玉)を注ぎ込みました。そして、たくさんの景品を持ち帰ると同時に、新作ゲームのアイディアも手に入れることとなりました。それが『Dungeon Clawler』です。
クレーンゲームの爪(クロウ)とひっかけた『Dungeon Clawler(ダンジョンクロウラー)』というタイトルを思い付いてからは、絶対に新作ゲームを作りたいと考え、ついに日本に向けて発表できるときがきました。
チームで話し合った結果、本作のウィッシュリストが1万件に達したらオフィスに本物のクレーンゲームを設置することにしたほど、このマシーンを愛してしまいました。ぜひ、日本の皆様の応援をよろしくお願いします。
日本語対応も発表されている『ダンジョンクロウラー』は、PC(Steam)向けに2024年後半にリリース予定。ストアページによると、およそ1年以上の早期アクセスを予定し、製品版に向けてさまざまなコンテンツの拡充を行っていくということです。
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