ポケモンのファンメイド作品が集まっていたフォーラム「Relic Castle」が閉鎖されました。
非営利、広告なしでの10年の活動に幕。別ユーザーの7年前の過激なMod動画にも著作権侵害の訴えが
同サイトの X アカウントを通じたメッセージによるとサイトの削除はDMCA削除通知を受けての物だとのこと。これまでの10年間の活動期間を通して非営利、広告なしでの運用を続けていたコミュニティだったと語り、ユーザーへの感謝を伝えています。
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また、現在も動画投稿者として活動するNoahJ氏も7年前に投稿したCoDのゾンビをポケモンに置き換えたModを題材とする動画に対し著作権侵害の訴えが為されたことを公開。チャンネルの削除へも繋がりうるとの懸念から他のコンテンツクリエイターに対してもポケモンが含まれるコンテンツの削除を推奨しました。
株ポケ元法務顧問は「ファンを訴えることを好む人はいない。」と語るも…
株式会社ポケモンの元法務顧問Don McGowan氏に対する3月13日の海外メディアAftermathによるインタビューでは、ファンプロジェクトが法務部の目に留まるのはマスコミが取り上げるようになってからだと語られ、その上で開発者たちがプロジェクトから収益を得ようとし始めれば取り下げの訴えを開始するとのこと。「ファンを訴えることを好む人はいない。」とも話しています。
一般論として、今日、海外ではファン活動でありながらにして映像の収益化や、様々なプラットフォームを通じ「寄付」「支援」を求めるケースは少なくありません。とは言え、今回の削除申請や訴えがMcGowan氏の言う「基準」に抵触してのことか定かではなく、ファンコンテンツを削除する動きがどうなるかに当のファンたちの注目が集まります。