ユービーアイソフトが配信を予定している対戦FPS『エックスディファイアント』について、ふたたび内部的な延期が行われたという報道があがっており、開発者が釈明しています。
ユービーアイオールスターな新作、再度延期か…
本作は、ユービーアイソフト作品をテーマにしたアクション性の高い対戦FPSです。プレイヤーは『ゴーストリコン』や『スプリンターセル』、『ウォッチドッグス』や『ファークライ6』などから参戦する勢力を選択し、さまざまなルールで対戦します。
ユーザー向けテスト実施後からリリースが待たれる本作ですが、当初8月末にリリース予定だったものがコンソール版の「審査落ち」を経て延期し、その後も内部的な延期が繰り返されました。直近では決算説明会の中で2024年3月31日までにリリース予定としていましたが、その日まで残り1週間もない中、再度延期したとの見方が強まっています。
本件については海外メディア・Insider Gamingは、チームは過去数年間何十もの社内目標を達成できておらず、開発者たちはフラストレーションが溜まっていると報道。開発はまだ通常ペースで続いており、ネットコードやオンラインストア、ソーシャルメディアタブなどのテストを行ったばかりであるものの、リリースまでまだ数ヶ月はかかるとしています。
『CoD』のパクリ強制された…報道に対しては真っ向否定
本作はかねてよりユーザーや海外メディアから『コール オブ デューティ』シリーズとの類似性が指摘されていた本作ですが、Insider Gamingの該当の報道では匿名の情報筋からとして、それが本作のリリースに影響を与えているとしました。
延期は独自のゲームではなく『CoD』のコピーを作らせようとする幹部の考えに起因しているとされ、さらなる新要素や新機能の追加が求められた結果「『CoD』を追いかけて無意味なものを入れようとする終わりのない狩りが常に今のビルドを壊している」と述べています。
しかしこれに対し、エグゼクティブプロデューサーのマーク・ルービン氏は真っ向からそれを否定。この遅れは新機能を追加しようとしているせいではなく、これまで理由として述べてきた技術的問題であると述べ、ゲームプレイの観点ではあまり変わっていないと話しました。
どこまで報道が正確かは不明ですが、楽しみにしているユーザーがお預けになっているのもまた事実。次なる続報はいつ語られることになるのでしょうか。
『エックスディファイアント』は、PC(Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信予定です。