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カプコンの『ドラゴンズドグマ 2(Dragon's Dogma 2)』において、ポーンシステムを利用した金策を考えた海外ユーザーが現れました。
ポーンクエストでゴールド稼ぎ
PSA: Set your Pawn Quest reward to 10k Gold
byu/Thick_Shady inDragonsDogma
理容店で髪型を変えるのに10,000ゴールドが必要であるなど何かと資金難に陥りがちな本作ですが、海外ユーザーがRedditにて金策を提案しています。それはポーンを他プレイヤーに貸し出す際に設定できるポーンクエストを利用するという方法です。
ポーンクエストは課題内容と報酬を設定しておくことで、雇用先のプレイヤーにその達成を依頼できるというもの。課題内容はモンスター討伐かアイテム入手を設定でき、報酬には特定アイテムかゴールドを設定できます。このポーンクエストとしてモンスター討伐を10,000ゴールドという高額報酬で依頼しておけば雇った側のプレイヤーが儲かるということですが、依頼する側は家や宿で休む時に10,000ゴールドを払えばいいのに対して、ポーンを雇って依頼を達成する側は何人であってもいいため大勢でこれをやれば金策になるというものです。
この金策を提案しているスレッドでは概ね好意的な反応が返ってきていますが、その大勢でやればやるほど儲かりますとでもいえるようなシステムに対しては「『ドラゴンズドグマ 2』バージョンの金融詐欺?」や「これはpyramid scheme(ネズミ講)だ」との声も見られます。
ゲーム内経済を操作することには疑問の声も
チートやバグ利用ではなくゲーム内のシステムを用いたこの金策ですが、海外メディアVG247は「通常の冒険を通した稼ぎではなく、プレイヤーの有利になるようにゲーム内経済を不正操作することは良いことなのかわからない人もいる」としています。
オンライン要素においてプレイヤー同士が示し合わせて金策をするようなことは、『スプラトゥーン3』での“ラクト談合”などいわゆる談合行為として問題になることがありますが、対戦要素のない本作では直ちに問題であることはないようにも思えます。ただ上記Redditでは「インフレさせようとしてる」との投稿もあり、ポーンクエストの報酬が将来的にインフレすれば新規プレイヤーの楽しみを奪うことになるという懸念もあります。
『ドラゴンズドグマ 2』は、PS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam)向けに販売中です。