Nightdive Studiosは、変わり種FPS『ポエド(PO'ed)』のリマスター版である『PO'ed: Definitive Edition』を発表しました。
え!?そこいくの!?
『ポエド』は、1995年に3DO向けに発売されたFPSです。開発はJavaを開発したことでも知られるサン・マイクロシステムズの元社員によって設立されたAny Channelで、発売は初期『テストドライブ』シリーズで知られるAccoladeが担当しました。翌年にはPS版も発売され、日本でもココナッツジャパンエンターテインメントよりリリースされました。
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本作は、異星に不時着してしまったシェフが主人公のFPSです。プレイヤーはフライパンや肉切り包丁を携え、仲間を殺した大量のエイリアンに立ち向かいます。『DOOM』や『Marathon』、『STAR WARS* Dark Forces』に影響を受けていますが、閉鎖的ではないマップデザインを特徴としています。
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初めてPCで遊べる
宇宙シェフが主人公という設定から、歩くお尻など敵のデザインまで風変わりな作品で、ややマイナーな作品です。しかしながら、この度FPS復刻の名手であるNightdive Studiosによってまさかのリマスターが決定しました。現地時間4月1日に発表されましたが、エイプリルフールではなく本当に発売されるようです。
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このバージョンでは、ビジュアルの改良や最大4K/144 FPSのパフォーマンス向上、操作性の改善などが含まれており、オリジナル版に存在したバグも修正(ただし、オフに切替可能)。より高い難易度を追加したほか、Steam実績にも対応しています。
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オリジナル版はMS-DOS向けに発売予定だったものの頓挫したという過去があり、正規手段でPC版が遊べるようになるのは今回が初。残念ながら日本語には対応していませんが、気になる方はウィッシュリストに登録しておきましょう。
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『PO'ed: Definitive Edition』は、PC(Steam/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに発売予定です。