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Razerから超軽量&ハイスペックなゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」登場!体験会で“プロも羨む”ハイスぺマウスを体感してきた【イベントレポ】

「VCT Masters Madrid 2024」にて優勝した「Sentinels」zekken選手も「Viper V3 Pro」のプロトタイプを使用していたとのこと。

連載・特集 イベントレポート

Razerのメディア向け新製品発表会が開催されました。本発表会では、54g(ホワイトは約55g)という超軽量型マウスでありながらもRazerの技術の詰め込まれた新たなゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」のプレゼンが行われました。

本発表会では、実際に「Razer Viper V3 Pro」も展示されており、さらにはその場で触ることもできることに。そこで本稿では本製品の概要にあわせて、その使用感をお伝えしていきたいと思います。

◆ゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」はプロも羨む高性能! 超軽量&ハイスペックな新製品が登場

発表会では、まずは「世界中のプロがそのパフォーマンスを認める」との謳い文句と共に「Viper V3」シリーズの発展に触れられました。

そのなかで『VALORANT』「VCT Masters Madrid 2024」にて優勝した「Sentinels」zekken選手が「Razer Viper V3 Pro」プロトタイプを使用していたことも明かされ、コミュニティはもちろん多くのプロからも同製品への問い合わせがあったこと、zekken選手の「非常に高精度かつ高速です。お気に入りのマウスです。」といったコメントと共に、プロシーンで活躍する選手たちの体験コメントが紹介されました。

「Razer Viper V3 Pro」は54gという超軽量型マウスで、なんと軽量ゲーミングマウス一種のラインともいえる60gから10%も軽量化する事ができたと続けます。実際に筆者も使用してみたのですが、当たり前ですが今まで使ってきたどのゲーミングマウスより軽い印象を受けます。大き目のマウスソールも実によく機能しており、様々な面で軽さが実感できるマウスになっていました。

軽さのみでなく、トラッキング解像精度は99.8%であることや、インテリジェントAI機能でのスマートトラッキングなどもハイスペックの所以でしょう。「最大マウス感度: 35,000DPI」「最大速度: 750 IPS」「最大加速度: 70G」となっていますが、もちろん感度設定にてこれらは調整可能です。リフトオフディスタンス・ランディングディスタンスも26レベルで設定可能とのこと。トラッキングにおける“わずかなつまり”も無くし、ドングルによって無線でのクリック遅延を最小化するなど、まさしく競技シーン前提の製品です。

最大稼働時間は最大95時間(1000Hz ポーリングレート使用時)とのこと。ちなみに4000Hzでは40時間、8000Hzでは17時間に下がってしまいますが、これでも十二分に長い稼働時間。ゲーム中に使用できなくなるということはなさそうですね。

握り具合、マウスのデザインにも技術的な意匠が施されており、以前までのフィードバックから「薬指のための段差」を設置しサイドボタンの位置も調整。プレイミスを減らすデザインに磨きがかかりました。形状もマウス後部をより高くすることで、さらに掌へフィットするように変化しています。

まさにプロシーンを支えることを前提に作られた、Razerの技術が詰め込まれたゲーミングマウスと言えるでしょう。

◆握ってみてわかる拘りぬかれたデザイン性―“54g”に込められた技術や「その意味するところ」も伺えた

次は実際に「Razer Viper V3 Pro」を確認していきます。カラーバリュエーションはブラックとホワイトの二色で、ミニサイズのドングルなどが付属します。

握ってみたところ、軽量マウスとしての軽さや握り心地の良さなどが実感できます。同社製の中・重量型のマウスではしっかりとした存在感を感じますが、軽さはもちろん形状からも加味して“マウスの主張が少ない”という感覚が実に良い感じです。

事前に説明されていた「薬指のための段差」という要素も効果がわかりやすく、自然と指がマウス上部にくる事を防いでくれます。ホイールボタンを押す際に薬指が上がることもなさそうです。手のサイズにもよりますが、サイドボタンの位置も画像からわかる通り、間違えて押さないよう配置されているのがよくわかりますね。

あらためて、「Razer Viper V3 Pro」は54g(ホワイトは約55g)という重量がウリのひとつ。軽量タイプを望むユーザーにとってわずかでも軽い方が良いのは大前提として「機能性を保ちながら重量を減らしていく」ことは至難の業でしょう。

漫然と“軽さの恩恵”を受けている身として、どのようにして「Razer Viper V3 Pro」はどのように“1gという重さ”を削っていったのかお聞きしました。以下に回答文を掲載いたします。

Q:「Razer Viper V3 Pro」を軽量化されていく上で、どのような技術的変更を行われましたか?

A:機械的に再設計を行うことで軽量化に成功しました。具体例としては、電源ボタンとDPIボタン(「Viper V3 HyperSpeed」ではDPIボタンは上部にありました)を統一したことで、ボタンが一つ減ったことなどが挙げられます。

また重量における懸念点として挙げられるポストコンシューマーリサイクル材料(通常、PCR ABSはバージンABSより重い)を使用しながらも、軽量化を実現しているという点もあわせて、約54g (ホワイトは約55g)ということには数字以上の意味があると考えています。

ゲームプレイはもちろん、デスクワークでも大いに活用できそうな「Razer Viper V3 Pro」。新しいマウスをお探しの方はもちろん、これを機にプロお墨付きのゲーミングマウスを使用してみたいと考えた方は、ぜひ候補に入れてみてはどうでしょうか。


ゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」の価格は26,480円。カラーバリュエーションは「ブラック(約54g)」「ホワイト(約55g)」の2種類です。4月24日より予約開始、4月26日から販売されます。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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  • スパくんのお友達 2024-04-24 12:37:54
    RAZERのマウスだけか知らんけど有線の方が比較的安いよな
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  • スパくんのお友達 2024-04-24 6:17:49
    "薬指のための段差"
    これどんなマウスでもないと駄目だよな〜。この形じゃないと、薬指を伸ばしてマウス持ったら右クリックボタンに干渉しちゃうから持ち方変えざるを得ない
    値段に関わらず設計段階でちょっと頭使えば分かることなのに、なぜか気を使えてない場合がそれなりの頻度である
    3 Good
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  • スパくんのお友達 2024-04-24 5:49:30
    マウスソール以外V2と何が違うのかよくわからん
    V2より前身のUltimateのがクリック遅延も優れてるしまだこれだけの情報ですぐ飛びつく気にはならない
    0 Good
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  • スパくんのお友達 2024-04-24 2:53:50
    レイザーのマウスは操作感は抜群に良いけどホイールがすぐにイカれるのがなー
    4 Good
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  • スパくんのお友達 2024-04-24 2:09:50
    うーん、高い!
    7 Good
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