話題の限界労働ガールリズムゲー『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』Steam版が配信決定!追加要素や開発エピソードなどいろいろ訊いてみた【東京ゲームダンジョン5】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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話題の限界労働ガールリズムゲー『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』Steam版が配信決定!追加要素や開発エピソードなどいろいろ訊いてみた【東京ゲームダンジョン5】

限界女子がトリップ状態に!?

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話題の限界労働ガールリズムゲー『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』Steam版が配信決定!追加要素や開発エピソードなどいろいろ訊いてみた【東京ゲームダンジョン5】
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ゴールデンウィーク真っ只中の2024年5月4日、東京都立産業貿易センター浜松町館にてインディーゲームイベント「東京ゲームダンジョン5」が開催されました。

本記事では、まっともぉん氏、つよみー氏、Ryui氏の3名からなるTeam Kimekyawa(チーム キメキャワ)が制作した『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』のブースレポと、開発者インタビューをお届けします。

超かわいいグッズにひとだかり!試遊も常に行列

本作は、リズムに合わせてボタンを押すカジュアルなリズムゲームです。元々はUnityroomで公開された無料ブラウザゲームですが、この度イベントにあわせてSteam版が発表されました。


プレイヤーは工場勤務の主人公・ビートちゃんを操作し、果物を潰してジュースにするという業務をリズムにあわせて行います。コンボを重ねれば重ねるほど、お給料がたくさんゲットできます。通常パートのビートちゃんは地味な作業着に身を包み、目の隈もかなり深め。見るからに疲れた様子で、「イケてない」感じの見た目です。

しかし、時々流れてくるプレゼントボックスを潰せば稀に「ワンダーモード」に突入し、地味な作業着だったビートちゃんがかわいい衣装に大変身します。ラインを流れるのも謎のキュートな動物に変化し、通常パートではスローだったテンポもグンと上がります。

このブースでは、イベント用に作られた試遊版が展示されていました。話題作であることや入口付近だったことも手伝って、常時かなりの人気を維持。常に4~5人ほどが列を作っていました。隣では同じ開発者のリズムゲーム『Pastel☆Parade』も展示され、そちらも人気でした。

今回の試遊では、人差し指で押せる普通のスイッチに加え、超デカいEnterキーも選択できました。力強く果物を潰すビートちゃんになりきり、ガンガン殴ってプレイできるのが超爽快でした。


ブースには他にも、ゲーマーズで発売されるグッズ類のサンプル展示も。さまざまなイラストが描かれたアクリルスタンドやマグカップ、社員証ホルダーなどさまざまなグッズが展示され、「かわいい!」と写真を撮る来場者が多数みられました。

Steam版ではビートちゃんの背景に迫る!?

ここからは、プログラマーであるまっともぉん氏(@matsu_friends)にインタビューした内容をお届けします。

――本作を開発したきっかけを教えてください。

まっともぉん氏 unity1weekという1週間で作り上げるゲームジャムがきっかけです。

――地道な単純作業からファンシーなワンダーモードに突入するというシステムが特徴ですが、この仕組みはどのような発想から生まれたのでしょうか。

まっともぉん氏 僕はインフレしていくクリッカー系ゲームが好きなのですが、その一方で終わりのなさががやや苦手でもあります。そこに楽しさを見いだせたらいいなというところから、リズム要素を付け加えるというのがひとつのひらめきとして浮かびました。そしてそこに緩急をつけるにはどうしたらいいか……ということを考えた際に、ワンダーモードというものを導入することになりました。

ワンダーモードにはアート担当のRyuiさん(@RyuRyu0310)の癖が詰まっています。開発当初「ちいかわ」が流行っていたこともあって、キュートアグレッション(※可愛いものを見るといじめたくなってしまうような衝動)的な表現をやってみたいというアイデアが挙がりました。

なので、普段は地道な作業がエンドレスに続くけど、それが薬がキマったようなヤバイ見た目の「ワンダーモード」と組み合わさったら相性が良いのではないか……という流れでしたね。

――同じく開発されている『Pastel☆Parade』とあわせて、やはりリズムという点に興味があるように見受けられます。リズムをシステムに取り入れることにこだわりがあるのでしょうか。

『Pastel☆Parade』

まっともぉん氏 やはり、音楽に合わせてなにかをするというのは人間の根源的な楽しさを感じるというのが第一にありますね。

『READY GO』

あとは、経験則としてunity1weekで『LET’S DANCE!!』や『READY GO』といったリズムゲームを作ったのですが、シンプルなビジュアルでありながらランキング上位に入るくらい人気になりました。

『LET’S DANCE!!』

見た目がシンプルでもこんなに人気になるんだったら、アートさんと手を組んで新しく作ったら絶対面白いものができるだろうという確信があったため、『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』を開発しました。

――Steam版では、追加要素などはあるのでしょうか。

まっともぉん氏 今回の出展版にも天使姿のビートちゃんがいたと思うのですが、新衣装がいくつか追加されます。あとは、Unityroom版だとあまりビートちゃんのストーリーが深堀りできていないので、そこを衣装と絡めつつ広げていく予定です。

また、今はジュース工場しかありませんが、今後さまざまな工場の業務を段階的に行い、ビートちゃんのバックストーリーを明かしていくような内容にしていく予定です。

――ありがとうございました!


キメキャワ♥限界ビートちゃん!!は、PC(Steam)向けに配信予定。Unityroom版は無料で公開中です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

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