ゲーム開発者のヤマダ氏は、ChatGPTを活用したPC向けAI取り調べADV『ドキドキAI尋問ゲーム 完全版』をSteamでリリースしました。
本作は、知的ことば探しゲーム『ウーマンコミュニケーション』で知られるインディゲーム開発者のヤマダ氏が手がけたAI取り調べADV。2023年3月に初公開されるもアクセスが集中したため、わずか3日間で公開を停止した幻の作品がSteamでリリースされました。
ゲーム内容は、有能な警察官となり7回以内の尋問で【AI】を自白させることを目指すというもの。ChatGPTをゲームシステムに組み込んだだけでなく、それがストーリーの中でも重要な意味をもっており、ミステリアスなストーリーが展開されます。
完全版リリースに伴い、2Dから3Dへのグラフィックの大幅な強化と、指定されたワードを組み込んで尋問していくハードモードが追加、そして全12言語に対応しています。
なぜあなたはAIを尋問するのか? 謎に満ちたストーリー
物語の冒頭、あなたは謎のゲームに参加させられます。
「ドキドキAI尋問ゲームにようこそ。あなたは【有能な警察官】です。7回以内の尋問で【AI】を自白させてください」
尋問の言葉はあなたの自由。
【AI】の反応は「ChatGPT」がリアルタイムに生成します。
さらに【AI】には感情回路が埋め込まれており、あなたの尋問によって心拍数が上がり、徐々に自白に近づいていきます。そして、AIを自白させることに成功したところから、本当の「AIとの対話」が始まります。
話題のAIをゲームシステムに組み込んだだけでなく、それがストーリーの中でも重要な意味をもつ……という二重構造が本作の大きな特徴です。
プレイするたびに変化する、あなただけの物語
あなたがAIに伝える言葉も、AIからあなたへの返答にも、無限のパターンがあります。
ドラマチックなやり取りが生まれることもあれば、はたまた笑ってしまう返答が届くことも。AIをどんな風に尋問するかは完全にあなたの自由。
証拠を積み重ねて緻密な尋問をするもよし。
感情に訴えかける情熱的な取り調べをするのもいいかもしれません。
はたまた、まったく関係ない話題でAIと雑談してみても?あなただけの物語を作り出してみてください。
本作はゲーム実況・配信にも適した作品です(本作は個人・法人を問わず自由に実況・配信していただけます)。
グラフィックは3Dに進化。そして新たにハードモードが追加。プレイ済みの人ももう一度楽しめます
初公開時に2Dだったグラフィックはリアルな3Dに進化。
臨場感あふれる尋問をお楽しみいただけます。さらに、新しく「ハードモード」を追加。
指定されたキーワードを入れて尋問を行わなければならず、高難易度かつ工夫を求められる新たな尋問にチャレンジできます。過去の公開時にプレイした人も新鮮な気持ちで楽しんでいただくことができます。
本当に同じ開発者…? 『ウーマンコミュニケーション』とのギャップ&共通点を楽しもう
本作は、昨年10月に発売されて3万本以上のセールスを記録したPCゲーム『ウーマンコミュニケーション』と同じクリエイターが開発しています。
『ウーマンコミュニケーション』は会話に潜む「センシティブワード」を発見する知的ことば探しゲーム。
「本当に同じ人が作っているのか……?」と疑わしくなるくらい雰囲気の異なる作品ですが、驚きと心に残る物語には共通点もあります。
『ウーマンコミュニケーション』を気に入ってくださった方には『ドキドキAI尋問ゲーム』も気に入っていただけるかもしれません。
『ウーマンコミュニケーション』関連URL:
・トレーラー:https://www.youtube.com/watch?v=h_Y4yt_0_w8
・Steam https://store.steampowered.com/app/2095090/
・DLsite(Windows版)https://www.dlsite.com/home/announce/=/product_id/RJ01104618.html
・DLsite(Mac版)https://www.dlsite.com/home/announce/=/product_id/RJ01104667.html
『ドキドキAI尋問ゲーム 完全版』はSteam向けで配信中。通常価格は389円(税込)のところ、リリースから一週間は350円(税込)で購入できる10%オフセールも実施されています。