パブリッシャーGamma Space Collaborative Studioは、カナダの開発スタジオRocket Adriftの手がけるアドベンチャーゲーム『Psychroma』をPC(Steam)向けにリリースしました。
サイバー世界の“亡霊”と向き合う2DADV
本作の舞台は2489年、トロントと呼ばれていた酸性雨の降り注ぐ都市にある一軒の古い巨大住宅。プレイヤーはPTSDと記憶喪失に苦しむ主人公ヘイズとなり、住宅に残された過去と現在の住民たちのメモリーを読み取り、さまざまな視点での物語や多くの謎を解き明かしながら自身のトラウマに立ち向かい、壊れた記憶や機械の中の“亡霊”を取り除くのが目的です。
ゲームは横スクロールアドベンチャーとしてマップを移動しながら、怪しい部分を調べたり、住民と会話して情報やアイテムを集めていきます。特定のオブジェクトでは、別画面で調査をしたり、レバーを引いたり、手術を行ったりといったアクションも発生します。また、さまざまな場面で記憶やトラウマを引き起こす精神的な恐怖演出も用意されています。
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住民の記憶の先にある犠牲と世界の姿
ストーリーでは住民だった女性のセーラムと、障がいを持つ彼女のパートナーであるアガサの関係を中心に、経済的な抑圧と市民への暴力に溢れた巨大都市の姿が明らかになっていきます。また、物語を進めることで、ヘイズの過去に隠された恐るべき実験やマインドコントロール、監禁といった記憶が蘇り、自身を苦しめていきます。
この世界で生きるために住民たちが選んだ目的やその結末を探索しながら、物語を進めていきましょう。Steamストアページで配信されている体験版では、ゲームの導入部として探索や謎解きなどの一部をプレイ可能です。
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『Psychroma』はPC(Steam)向けに配信中。2024年6月19日までは、10%オフの1,530円で購入できるリリース記念セールも実施中です。